末長く一緒に | トイプードル リッピとニンゲン マメオと暮らす

末長く一緒に

10代も終わりの頃、

何かの雑誌で、ある女優さんが時計の紹介をしていた。

ダンナさんから贈られたという大きめのシルバーフェイスの時計に

当時の私はくぎ付け。


昔も今も、いわゆるブランド物にはあまり興味のない私だけど、

それ以来「一生ものの時計を買うならカルティエ」と決めていた。

ある程度自分のことを認められるようになったら手にしようと思っていた時計。

自分の中ではぼんやりと「30歳」になったら。。と思っていた。


で、実際にその歳を迎えたとき、

ほしかったその時計はモデルチェンジしており、

私のイメージしていたそれと少し違っていた。


それから時が経ち、私は全く時計をしなくなっていた。


妊娠・出産を経て、会社復帰しようと決めたとき、

また時計のことを思い出した。


「出産の記念」。これが最後のチャンスかも。

妊娠中、そして、出産後、何度となくカルティエを訪れては腕につけてみた。


・・・・なんとなく、しっくり来ない・・・・


そんなとき、ある時計屋さんでアンティークの時計を見つけた。

つけてみると、とてもしっくりなじむように感じた。


古いけど、どことなく温かみがある、

そして誰かの人生の時を刻んできた、

そんなところに惹かれたのか。


何度か見にいき、気持ちが変わらないことを確かめて。

その時計は私のところにやってきた。

$トイプードル リッピとニンゲン マメオと暮らす


ねじを巻いてあげないいけないとか、

生活防水がないとか、

電気製品に近づけちゃダメとか、

3~5年に1回オーバーホールが必要とか・・etc


何かと気難しい彼女だけど、

末長く一緒に大切な時間を刻んでいけたらいいな。