私がタップを初めて習ったのは11才の時。
タップというのがなんなのがもよく知らず(笑)
母に連れられカルチャーセンターへ。
ちびは私一人で。
最初は靴も上履きで、先生の許可がでるまで履かせてもらえなかったため、音も出ないしつまらなくて、最初はやめたくてしかたなかったのですが、
お稽古終わったら買ってもらえる100円のカップジュースにつられてお稽古に通っていた(笑)

好きになったのは習って半年かなー
やっとタップシューズを履いてお稽古することが
許された時。

習っていた先生はおじいちゃん先生で奥様も先生で
お二人に教えていただいてましたが、
おじいちゃん先生は怖かった~
でも、出来たときはきちんと誉めてくれました。
奥様先生は最初と最後のご挨拶とお返事に関してはすごく厳しく、どんなちびっこでもできなかったら、お稽古させてくれなかったし、帰らせてくれなかった。
その代わりちびちゃんのレッスン後はご褒美に時々お菓子をくれました。

今思うと
あのときにご挨拶とお返事をきちんと教えてもらえて本当に良かったと感謝しています。
芸事の世界はご挨拶で始まりご挨拶で終わる。
後に舞台のお仕事をさせていただいた時も、裏方でも舞台に立つ側としてもとても大切なことが、自然にできるって大事だってよくわかった。


だから、私のカワイイジュニアちゃんたちにも
ご挨拶とお返事は身につけて欲しくて、ついつい厳しく言っちゃう
でもいつか、私みたいにあの時そう言えばうるさく言われたけどよかったなーって思ってくれる日がきたら、いいなって思うんです。