テレビでやっていた耳の聞こえない夫婦の16年間のドキュメンタリー
旦那さんは3歳の時高熱が原因で聴覚を失い、奥さんは生まれた時から耳が聞こえません。
そんな二人が出逢い23歳で結婚・・・7年以上経ってから一人息子の玲音(れお)君が誕生しました。
『あなたは 音のない世界が想像できますか?』
その問いに、私は答えられませんでした。
生まれてから今まで、ごく普通に音を聞いて、感じて生きてきた私
もし今・・・私から音の世界がなくなったら
無音・・・きっと私は音のない世界に恐怖を感じるでしょう。
こうしている今も、パソコンのキーを打つ音・・・
虫の声・・・
風の音・・・
車の音・・・
常に音の世界がそこにあります。
番組内での奥さんへのインタビューの中で、『もしも、願いが叶うならば・・・』という質問に
結婚したての頃は・・・
『父の声・・・母の声が1度で良いから聞いてみたい』
子供が産まれてからは・・・
『玲音の声が聞きたい』
障害を持つ人にとって・・・他の人にその障害がわかりずらいこと、それがいろいろな苦労を
生んでいるんだな~と感じました。
耳が聞こえない・・・普通にしていたら、皆とどこも変わらない
耳の聞こえない両親を持つ、玲音くんもまた、音のある世界と音のない世界の狭間で
小さい頃からいろんなことを感じ,悩み…葛藤していました。
何不自由なく生きている私には・・・完全にはその苦労や痛みや苦しみ、悲しみは
わからない・・・
だからこそ・・・自分の今に感謝しながら生きていかなければならないのではないかと
見ていて思いました。
愛する人たちの声が・・・風の音が
音楽が聞こえることを
美しい花や、どこまでも続く空を・・・愛おしい人達の顔
太陽の光を感じれること、見れることを
両の足で土を感じて立てること
5本の指を使い握り締めることを
呼吸できる喜びを・・・言葉を声にして伝えられることを
いつも心に感じて・・・感謝しながら生きて行くこと
そして・・・いろんな人々が何かで繋がれたら
夫婦にとって・・・家族にとって
海の世界・・・トライアスロンが繋がれる場所であったように・・・
一番怖いのは・・・あたりまえなことに慣れてしまうこと
無意識に呼吸したり・・・何も感じなくなることが一番怖い
どんどん便利になる世の中で・・・人は感じたり、感謝したり、喜んだり、悲しんだり
感情が失われかけているのかもしれない・・・
今日はいろいろなことを思いながらテレビでしたが、素敵な家族に出会えることができました。