フリクションボールペンのインクが出なくなる原因と、その解決方法を紹介します。
冷凍庫で復活させる方法やペン先のお手入れ方法など、簡単に試せる対処法を詳しく解説します。
1. フリクションのインクが出ない主な原因
1-1. インクが乾燥してしまった
フリクションペンのインクは水性のため、ペン先が乾燥すると出にくくなることがあります。
特にキャップレスのモデルは、長期間使わずに放置するとインクが固まりやすいです。
1-2. 高温によるインクの透明化
フリクションのインクは、約60℃以上の温度で無色化する特殊な性質を持っています。
例えば、直射日光が当たる場所や夏場の車内に置きっぱなしにすると、インクが見えなくなることがあります。
1-3. ペン先の詰まり
インク自体が詰まってしまうと、ペンを動かしてもなかなか出てこないことがあります。
特に、ペン先の汚れや書く際の圧力が弱すぎると、インクが均等に出なくなることがあります。
2. フリクションのインクを復活させる方法
2-1. ペン先を湿らせる
フリクションのインクは水性なので、ペン先を湿らせることで乾燥を防ぎインクが出やすくなります。
方法
- ティッシュや布を軽く湿らせ、ペン先を拭く
- ぬるま湯にペン先を数秒つける
2-2. 冷凍庫で冷やす
フリクションのインクは熱で透明になる特性があるため、冷やすことで元に戻る場合があります。
方法
- ペンを密閉できるビニール袋に入れる
- 冷凍庫で約2時間冷やす
- 取り出した後、室温に戻してから試し書きをする
注意:長時間冷やしすぎるとペン内部の部品が劣化する可能性があるので、2時間程度が目安です。
2-3. 替え芯を交換する
インクの量が少なくなると、かすれて書けなくなることがあります。
光にかざしてインク残量を確認し、少ない場合は替え芯を購入するのがベストです。
2-4. ペン先を温めてみる
冷たい環境で保管されていた場合、インクが固まりやすくなります。
ペン先を軽くこすることで、インクの流れが改善することがあります。
方法
- 手でこすり温める
- ドライヤーの温風を5秒ほど当てる(やりすぎに注意!)
3. 予防策!フリクションのインクを長持ちさせるには?
3-1. 直射日光を避ける
フリクションペンは熱に弱いため、車内や窓際などの高温になる場所には放置しないことが大切です。
3-2. 書き方を見直す
強い筆圧で書くと、インクの流れが悪くなることがあります。
優しく滑らせるように書くと、インクの持ちが良くなります。
3-3. 使わないときはキャップをする
ノック式のフリクションペンでも、長期間使わないときはペン先を収納して乾燥を防ぐことが大切です。
まとめ
フリクションのインクが出なくなる原因と、その解決策を紹介しました。
試せる対処法
- ペン先を湿らせる → 乾燥を防ぐ
- 冷凍庫で冷やす → 透明化したインクを復活
- 替え芯を交換する → インクが減っていたら新しいものに
- ペン先を温める → 寒い環境で固まったインクを溶かす
これらの方法を試して、フリクションペンを快適に使えるようにしてください!