翌日のハイライト(ウキウキする出来事)を3つ思い浮かべること。好きな人と会って、お気に入りの店でおしゃべりをするとか、以前から買いたいものを探しに行くとか、好きな俳優が出演している映画を観に行くとか、プラスにことなら何でもいい。睡眠への良い導入になる。ポジティブなアメリカ人はこれを得意にしています。
ところが日本人は寝る前にも、ついネガティブになってしまいます。明日のことはさて置き、その日の悔しかった思いや、すでに終わっているにも関わらず、昔の嫌な思い出を蘇らせたりします。こうなったら眠れません。「思い出し怒り」は最も体に良くないのです。この「思い出し怒り」で悩んでいる日本人はとても多く、何とかしなければいけません。
この状態から脱出する方法が2つあります。
1つは、嫌な思い出を第三者に聞いてもらうこと。話すことによって、つまり、誰かに共感してもらうことによって、人は心が癒されます。気持ちがスゥーッと落ち着いてきます。この“ワザ”は男性よりも女性の方が得意でしょう。話をするより聞く方が労力は4倍かかるといわれていることからもわかるように、話を聞いてくれる友だちを大切にしなければいけません。あなたの周囲にはそういう友だちが何人いますか。
もう1つは、嫌な思い出を日記などに「書く」ことです。思い出を「言語化」することです。怒りは目に見えません。それを言語化することで「見える化」し、コントロールしやすくするというものです。「書く」ことで気持ちが整理され、対処の方法も見えてくる確率が高まります。
①第三者に話す、②書く、この2つが必要というわけです。お悩みの方、ぜひとも試してみてください。
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