毎年一度、私が中学生くらいまで（？）
必ず口にしていた母のせりふ
「＜立つ鳥跡を濁さず＞っていうからねぇ～♪」
それを口にする母は、どこそこ嬉しそうな様子で
いつもはあまり掃除好きとはいえない母が
家族で行く夏休みの旅行、1週間くらい前になると
決まって、その言葉を皮切りに大掃除をはじめた。
＜立つ鳥跡を濁さず＞＝立ち去る者は、後を見苦しくしないで
綺麗にしてゆく って意味のことわざとのこと。
普段でも家をそういうふうに綺麗にしていればいいんだろうけれど
3人の子供を育てながら、家事や自営の左官業もたまに手伝っていた母には、普段の部屋掃除まで手が回らなかったんだろうな。。。
先週、引っ越しをしている中、
ふと、頭の裏側から声がするかのように思い出した言葉
今朝、友達の便利屋さんにレンジ台や雑貨を引き取ってもらい
すっかり何もなくなったアパートの部屋
新婚時代からずっとお世話になっていた家に
ありがとう。お疲れ様。の気持ちを込めて
出来る限り綺麗にお掃除させていただこう（＾_＾）
＜立つ鳥跡を濁さず＞だ！
