『私の男』 が映画化 されるということで、以前読んだ時の感想 を再び読み返してみる。
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あーー、そうやったそうやった。
えらくキモイやつや。
って、切り捨て具合、これじゃ身もふたもないです。
美しい甘い言葉で飾るとしたら、「妖しい禁断の耽美世界」と言えばいいのかな。
でも、現実となると、とたんに受け入れがたいあの吐き気をもよおす世界。
だからこそ惹きつけられ、引きずられててしまいそうになるのです。
演じるのは、二階堂ふみと浅野忠信なのね。
少しわたしのイメージしていた二人とは違ったけれど…。
ということは、美郎は高良健吾?
ありかも。
大塩のおじいさんが藤竜也!
なんと!
どちらかというとアウトローな人間を演じることの多かった藤達也が(わたしの思い込み?)、まっとうな人間側を演じるとは、時の流れを感じます。
あのぬめぬめとした世界観がどうなるのか…。
少し楽しみ。
ines