ぷーちんです。

前回は私が今何に投資しているのか、どういう投資スタイルなのかを説明しました。
今回は、私がなぜ今金と銀に投資しているのかについて話したいと思います。



まず“お金の歴史”について簡単に説明したいと思います。


3000年以上昔、“お金”というものは存在しませんでした。
自分が欲しい物はお金で買うのではなく、物々交換をしていました。しかし、この物々交換には問題がありました。交換がしたいのに相手は自分が持っている商品がほしくないから成立しない、交換したい商品には賞味期限がある、寿命がある、など、タイミングや運によって取引は左右されていました。


そこで、2500年ほど前に“仲介”になるものとしてお金が誕生しました。当時から希少価値が高くて誰もがほしいと思っていた 金や銀 がコインにされ、物々交換のかわりに金と銀のコインを使って売買できるようになりました。


しかし、これあと人類は何百年の間、何十回もお金のシステムを滅ぼしています。


たとえば、2000年前のローマ帝国。
ローマ帝国の金と銀のコインは当初99%純金と純銀でした。しかし、政府の浪費が増えるにつれ金と銀が足りなくなります。ローマ政府はコインの純度を下げることによってお金を作り続けました。純度は85%になり、70%になり、50%になり、最終的には0.02%になり石ころ同然になりました。お金としての価値がほぼゼロになり、なにも買えなくなってしました。これは金と銀の価値が下がったのではなくて、お金だった金と銀を、金と銀ではないものに変えてしまったため滅びました。もちろんこの時純金や純銀をもっていればまだお金になっています。


次に人類は紙幣を作りだしました。紙のお金です。
金や銀がお金という認識は変わりません。今度は国の政府が持っている金と銀の価値の分だけ紙幣を刷っていいというお金のシステムに変わりました。世界大戦まではほとんどの国が金と銀を保有し、その分紙幣を刷っていました。


世界大戦後はアメリカドルが世界の基軸通貨になりました。
アメリカは世界大戦後、巨大な貿易黒字のおかげで世界一裕福な国なりました。世界中がアメリカの商品を買いたかった時代でした。当然お金である金と銀はアメリカに集まり、実に世界の90%の金と銀を一時アメリカが保有していました。


ここで新しいお金のシステムがまたできます。アメリカドルが世界の基軸通貨になったので、アメリカ以外の国は金と銀に紙幣を繋げるのではなくて、アメリカドルに繋げることになりました。そして、アメリカドルは金と銀につながっていました。なのでここでもまだお金は金と銀という認識です。



しかし、アメリカはたった20-30年で世界一裕福だった国から世界一借金のある国へ変わります。貿易も巨額の赤字です。そこで1971年にニクソン大統領は金と銀につなげていたアメリカドルを外します。アメリカドルがお金ではなくなった瞬間です。不換紙幣になりました。アメリカドルに通貨をつなげていた国も同じくこの瞬間紙幣がお金でなくなった瞬間です。


金と銀につながっていないので、お金に困ったら国の中央銀行が好きなだけ好きな時に紙幣を刷ることができるというへんなお金のシステムになりました。これが現在のお金のシステムです。


前半でお話したとおり、金と銀から離れてしまったお金は遅かれ早かれ歴史的にみると100%滅びてきました。


国が好きなだけ紙幣を刷れるので、紙幣の価値が年々下がっています。30年前の日本の初任給は月4万円でした。今は20万円ほどです。これは紙幣の価値が下り続けているからです。なので当時4万円で買えたものは、今は20万払わないと買えないことになります。しかし金と銀は本当の“お金”なので価値が変わっていません。30年前1gの金は1000円でした。現在は1g4500円ほどです。


これは金の価値があがったのではなくて、紙幣の価値が下がっているのです。もし金や銀を保有していると5年後、10年後でも価値がさがらないので資産を守ることができます。



最後に今は世界中の中央銀行が同時にとてつもない金額の通貨を刷り続けています。これは歴史的にみても前代未聞です。世界中の中央銀行が通貨を刷り続けているかぎり紙幣の価値はすごいスピードで価値を失っていきます。金と銀を保有することによって価値を守ることができます。




なので、私は自分の資産の30%ほど金と銀のETFに投資をしています。
皆さまが投資をするときに何かの参考になればうれしいです。



長くなってしまいましたが、最後まで読んでくれた方々ありがとうございます!