昨日今日は、いい陽気で気持ち良かった
昨日、打ち合わせというか、新規営業の話しをして来たんだけど最近は不況のせいか話しがボツになる事も多い
今日はまず、先日亡くなった数少ない"カリスマ的存在の俳優"デニス・ホッパーについて、"哀悼のブログ"を書いておきたい
若い人は、あまり知らないかもしれないが、デニス・ホッパーは
ロバート・デニーロやジャック・ニコルソン、ダスティン・ホフマンらと並び現存する、数少ない"カリスマ的存在の俳優"だった
彼が監督・脚本・助演を務めた名作「イージー・ライダー」(主演ピーター・フォンダ)はアウトローな自由人の二人組が、改造バイク"チョッパー"に乗って旅をしながら
当時のアメリカ社会における、ドラッグの存在(問題)ヒッピーの存在(文化)友情や偏見の在り方などを体験して(描いて)いくというもので
その社会的内容や衝撃的な結末、音楽にロックを多数取り入れた斬新さなどから若者を中心に、欧米は勿論、日本の人々にも"多大な影響"を与えた(アカデミー賞にも何部門かノミネートされた)
僕がデニスの存在を知ったのは、音楽からだった
中学生の頃、ラジオからSteppenwolf の"Bone To Be Wild"という、実にかっこいいナンバーが流れていて一緒に聴いていた兄が「これはイージー・ライダーの曲だヨ」と教えてくれた
DVDは勿論まだ家庭用ビデオも存在しない時代だったので公開から数年後、テレビで初めて観た時
いろんな意味で「アメリカって凄い(ある意味怖い)国だ」と強く感じた(特に、結末は実に"衝撃的"だった)
「スター・ウォーズ」や「タイタニック」などのように大ヒットによって、映画史上に名を残す作品があるが
"社会的内容"や"俳優の演技及び存在感""監督の素晴らしい才能"などによって映画史上に名を残す作品もたくさんある
「イージー・ライダー」は、正に映画史上に名を残す名作の一つだ
デニス・ホッパーは、ドラッグや女性問題、映画会社との対立などでハリウッドから一時、追放気味に姿を消した時期があったが
自力で更正し「スピード」や「ウォーター・ワールド」などでも、迫真の演技を見せてくれた
「偉大な俳優・監督・芸術家であり僕の青春の1ページに残る映画を残してくれたデニス・ホッパーのご冥福を、心からお祈りします」
Steppenwolf "Born To Be Wild"