皆さん一人で練習される時は何を考えていますか?
練習は武術でも体を動かす事でも何でもいいです、たぶん書道とかいったものも含まれるのかなと思います。 勿論ベストは「自分の動きと心に集中し、無念夢想で」という感じなんでしょうね。 考えすぎても駄目ですし、かといって「ぼー」っとしていても良くないし。
一人で練習する時の心の持ち方って結構、難題だと思います。
昔の話ですが、僕は武術・武道を練習する時に自分を奮い立たせるために「腹の立つ人」や「ライバル」の事を想像しながら練習していた時期がありました。 「なんだコンニャロ」って感じです。 特に型の練習をする時にそんな雑念(?)を持つように心がけていました(笑)
いや、ヤバい変な人だと思わないで下さいね。 でも、これってモチベーション維持に結構役立った気がしますし、練習後は強くなったような気分にもなれました。
で、今は武術を練習する前は「明るい気持ちになる事」を考えるようにしています。
ネガティブな事は忘れるように極力努めて、気持ちの切り替えを行う訳です。
とは言っても、特別にややこしい事を無理に考える必要はなく、僕の場合は「今日も体が動く、ありがとう」と思って練習しています。(藤岡弘さんではありませんが、やはり「ありがとう」って良い言葉ですよね)
パンチを打つ、キックをする時にも、「そういえば、師父(先生)や師兄(先輩)から、肩に力を入れるな、肘を下げてとか言われたな。よく根気よく教えてくれたなぁ、本当に感謝」とか注意された事を思い出しながら練習する。 そうすると不思議と体を動かした後は気分爽快です。
思考は実現すると何かの本で読んだ事がありますが、ネガティブな事を考えて練習すると不思議な事に本当にそうなるような気がします。 折角貴重な時間を使って自分が習っている事を上達しようとしているのに、それで自分や周囲が楽しくなくなってしまったら悲しいじゃないですか。 一人で練習する時も明るく、楽しくやった方が良いですよね。(ニヤニヤして練習するのは、やめた方が良いかもしれませんが)
僕は毎朝出社前に一時間弱練習しています。 が、正直を言えば、なかなか朝起きて直ぐにはポジティブ思想にはなれないです。
気分をすっきりさせるために、僕は練習直前に腹式呼吸でお腹(丹田)に力を入れて深呼吸を1~2分くらいしています。
お腹に深く空気を吸い込み、空気を出す時はお腹に力を入れて吐く、こうすると呼吸に意識が向くせいか余計な気持ちが無くなります。(今は寒いので室内で練習しています、詠春拳は狭い場所で練習ができるので、冬は特に便利です)
体って心の動きに左右されます。 どうせ練習するなら楽しいことを考えて。
イライラして過ごしても、笑って過ごせても同じ一日、どうせなら貴重な毎日を僕は楽しく過ごしたいです。 それと、先程「ネガティブな事を考えて練習すると不思議な事に本当にそうなる」と書きましたが、言い換えれば「ポジティブな事を考えて練習すると不思議な事に本当にそうなる」と僕は信じています。 これ嘘みたいですけど実際そうだと思いませんか。
練習する時の気持ちの持ち方ひとつで、毎日が変わるし体も健康になる。 そうすると長続きもします。 今の世ではこれも護身術の一つかと思います。
写真は出雲に行った際に立ち寄った漁港での朝日です。「初日の出」ではありませんが、なぜか気に入っている写真です。
2021年が皆様にとって良い年でありますように。
