さて、ちょっと前に道具(武器)は手の延長という事を書きましたが、ご質問を頂いたので少し追加で書きます。 

他の武道や武術、フィットネスを練習されている方にもご参考になればと思います。

少々マニアックな内容となりますが、お付き合いください。

 

武器術に限らず体を動かす際に重要になるのは、身体の中心を知る事です。

よく臍下丹田が身体の中心であると聞きます。 確かにそうなんですが、動く時の重心は臍下丹田よりもむしろ鳩尾が中心に近いと僕は思います。

 

僕の専門の詠春拳ではセンターラインセオリー(正中線理論)という考えをあらゆる動きの基本としています。 なお、詠春拳のセンターラインは正中線であるとか、相手と自分を結ぶラインだとか、いろいろな話を聞きますが、どちらも正解です。

後者はブルース・リー師伯がいうエコノミーラインになるのではないでしょうか。 

 

ちなみに詠春拳で相手と自分を結ぶラインの出発点は自分の鳩尾あたりなんですが、これを意識しながら練習する事は詠春拳を学ぶ上で非常に重要です。

 

で、どの様に練習するのか。

道具を使って練習する際にこの体の中心を意識しながら、体の姿勢をきちん保ったまま動かす事で末端に自分の身体の重さを乗せられる様なイメージを持つようにします。 すると、じきに棍や刀の先端まで自分の神経が行き渡っているように感じられるようになります。

「気のせい」でも結構、まずは思い込みでも良いので続けてみて下さい。

 

道具を使って練習するコツをシンプルに言えば「道具も手足の延長と考えて、体の中心から動き、細かい動きが道具の先端にまで伝えられるように意識できるようにする事」だと僕は考えています。

 

また、武器・道具の種類だけではなく、流派によって道具の握り方や扱い方が異なります。

これも「非常」に重要ですので、練習されている方はインストラクター、師範、先輩に確認してください。 漫然と道具を握って型を練習するのと、意識を握る手から道具の先端にまで行き渡らせながら練習するのでは、後々の効果に違いが出てきますので、是非お試しください。

 

先週から両耳の下の「リンパ腺(?)」が腫れていたんですが、今週の火曜日から高熱と顎が痛みで動かなくなりました。 水曜日から仕事を休んでいますが、来週月曜日になっても痛みが引かないようなら医者に行こうと思っています。

皆様もお体にお気をつけて、健康第一でいきましょう!