アメリカはクリスマス休暇です。

今住んでいるところはニューヨークと違い、車で買い物に出かけてもお店は休みが多く、開いているお店は妙に混んでいます。

 

とはいえ、人が集まるところには流石に長時間出かける勇気もなく、とはいえ家にずっといても退屈なので、今日は朝から詠春拳をいつもどおり軽く一時間程練習しました。

ふと思い出したのですが、以前の会社で上司から「定年後は趣味がないと辛いぞ、なんでも良いから趣味を持て」と言われたのも詠春拳を始めたきっかけだと思います。

勿論、子供の頃から格闘技やブルース・リーにあこがれていたという事もありますが。

 

師父や師公から「ご飯を食べるように練習しろ(練習を生活の一部にしろ)」と言われた事を守っている訳ですが、体が練習に慣れてくると逆に練習しないとイマイチ体の調子が悪くなります。子供の頃から社会に出るまで、何一つ続かなかった僕にしてみると大進化です。

 

今でこそ週5日程度、1時間以上練習していますが、最初の2~3年は一日10分も練習できませんでした。 徐々に18年間の間で1時間以上練習できるようになった訳ですが、そもそも練習内容も始めた頃と今とでは質が大分変ってきています。

 

武術を長く続けると嫌でも練習しなければならない事が増えますから、自分の上達と共に練習内容や時間が自然と増えていったと思います。

慌てず、自然にまかせるという事も長続きさせるコツの一つではないでしょうか。

 

ところで、クリスマスといえば僕は義理のおばあちゃんが焼いてくれた、アップルパイを思い出します。 アメリカの酸っぱい林檎を甘く煮て、それをパイ生地につつんて焼いただけの素朴な家庭の味ですが、それが妙に好きでした。

おばあちゃんも僕が好きなのを知っていて、よく焼いてくれましたね。 

 

勿論、クリスマスの時は欠かさずです。

ある日、彼女が作ったアップルパイがいつもと味が違う。酸っぱいというか、正直イマイチ。

でも、「今日のイマイチだね」とも言えず、「美味しい、美味しい」って言って食べたんですが、

何か違和感があったのを覚えています。そうそう、ベチャベチャだったな(笑)

 

それから数カ月後におばあちゃんが亡くなりました。

きっと一生懸命つくってくれたんだろうけど、既に体調に変化があったんだろうと思います。

それからはクリスマスというとアップルパイとおばあちゃんの事を思い出します。

 

写真はスペインの焼き菓子Roscon De Vino(ロスコン・デ・ビノ)です。

英語だとワインケーキと言うそうですが、正確にはごめんなさい良くわかりません。

クリスマスの我が家ではこれがアップルパイの代わりです。