3・11 | El Diario ~青森にいながらスペインの話~

3・11

「3・11」。


2004年にはマドリードで連続列車爆破テロに遭遇。

そして、昨年の「東日本大震災」。


今日は、脳裏に焼きつく惨事を思い出すに相応しい日。



死への恐怖と、


生きていることへの喜びを感じた二度の3・11。



とりわけ、まだその傷口が癒えない人々が多数存在する

東日本大震災の復興については、

日本人なら誰しもが考えるべき問題かもしれません。


思えば、1年前のこの時間、

我が家は電気、水…というライフラインが断たれ、

寒さを堪えながらロウソクの火を囲んでいました。



     El Diario ~青森にいながらスペインの話~-20110311201842.jpg


この日を迎え、スペインEL PAIS紙のネット版には、

「FUKUSHIMAの1年」という特集があり、

”あの日と今日”と題された画像比較が掲載されていました。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


El Diario ~青森にいながらスペインの話~


El Diario ~青森にいながらスペインの話~


El Diario ~青森にいながらスペインの話~


El Diario ~青森にいながらスペインの話~



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


あの日から今日まで、

一体どれだけの事柄が「棚上げ」されているのでしょうか。

気持ばかりの義援金を送っただけの自分が

いえたことではないですが、

あの頃、多くの国民が口にした

「自分にできることをする」

という気持ち。


1年経った今日、そんな気持ちを思いだせた人たちが

一体どれだけいるのか。



何も神妙になれとは申しません。



ただ、恐ろしいのは【無関心】。



震災で一つの時代が終焉を迎え、

新たな時代が始まったはずの震災後の日本。


原発、被災者、復興・・・

この国の「今」を知らずして、

どんな歩みを進められるというのでしょうか。


被災地からほど近い青森の街中で

ただ馬鹿騒ぎしている若者を見かけると、

EL PAIS紙に掲げられた


"技術大国・日本が、実は脆く、

壊れやすい国であることを露呈した日"


という文字と目の前の光景とが重なり、

この国の未来に、いささかの不安を感じるのでした。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~