ネットという諸刃の剣
言うまでもありませんが、ネット社会にはメリットも
それからデメリットも存在します。
携帯などの便利なツールが、十数年前とは違った
人間関係を確立してくれているのも事実でしょうが、
とりわけ若者達のコミュニケーションスタイルは、
数個の絵文字に気持ちを込める「省略型」が主流。
普段から、学生から受け取るメールに対して、
文章としての礼儀を正すことを繰り返している私ですが、
こうして少々マニアックなテーマのブログを運営していると、
スペイン語に関わるモノや同国の民族問題などに関し、
少々アカデミックな質問や翻訳を頼まれることも。
その際の依頼に対して、初対面で物事を願い出る態度もない。
「お願いします」といった文言さえも使われていない
文章を読んでいると、その神経に首を傾げてしまいます。
私も教育者の端くれ。
こんな内容の依頼には協力など致しません。
そんなモラルに欠けた携帯世代の態度に
大きなギャップと落胆を感じることもしばしばですが、
しかも、
質問内容がレポートや卒論執筆の道具であったりすると、
昨年問題となった「ネット・カンニング」が象徴する
ネットが便利な『何でも相談所』となってしまっている
という甚大な弊害を感じざるを得ないのです。
『ネットカンニング』から
世界各所に見られる『インターネット革命』。
次世代において
ネットが生み出す、
そしてネットが失わせるもの
の大きさを想像すると、その利便性ゆえ、
新たな時代の『諸刃の剣』にもなり得ると再認識するのです。