虚しすぎる一戦
世紀の一戦だったはずが、
試合の感想を言わせてもらえば
グチャグチャ
試合後のモウリーニョによる
『俺ならこんな勝ち方をしたら、
恥じる以外はないのだが。』
と負け惜しみにも似た皮肉たっぷりのコメントにさえ
少々同情を覚えるくらい残念すぎる試合でした。
まずは、ハーフタイムにベンチから飛び出し
心的コントロールを失ったピントが退場
この画像、チェンド氏が首を絞めているように見えて怖い。
続いて登場したのは、国王杯優勝のキーマンであったペペ。
彼にも『赤いカード』が提示され、これでゲームオーバー。
この日のバルサ相手に10人では太刀打ちできず。
『なんて不用意なプレーだ!』
『厳しすぎる主審のジャッジだ!!』
マドリディスタならば誰しもが
各々の視点からそのプレーを嘆いたことでしょう。
無論、それは選手スタッフとて同じこと。
多くの選手達が主審の判定に不満を述べる中、
イケル・カシージャスも
『あの退場がこの試合の行方を分けたよ。
主審はあれが赤に相当することを瞬時に察知した。
僕から見ていて、実に堂々とそれをジャッジした。
とはいえ、僕らはそんな事態にも慣れっこだ。
たいしたことはない。
ただ、理解できないのは、なぜ我々はいつだって
10人で試合を終えことになるかってことだ。
今シーズン、同じような事態が何度引き起こされているか。
もうたくさんだ。
バルセロナではあらゆる力を尽くし逆転を目指すのみ。』
と自軍の敗北への歯がゆさを表現。
そしてこの試合で警告を受け、2ndレグの出場権を失った
セルヒオ・ラモスは
『今日の出来事は全てを驚かせたことだろう。
主審のジャッジこそが試合を決定付けた。
ひとつの微妙ジャッジが試合を決めてしまったことは
責任重大だよね。
不幸なことに2ndレグには出られないが、マドリーには素晴らしい
選手達がいる。きっと逆転してくれるはずだ。
アウベスは6回ファールして音沙汰なし。
ラモスは最初のファールでカード。
さらにカードを誘発すべく、怒鳴り声を上げ続ける選手もいた。
しかし、我々はそんなやり方はしない。』
と彼の目に映った非紳士的なライバルを牽制しました。
とはいえ、スタンドのマドリディスタからは
例の如く
レーザー攻撃が発せられていたり・・・
フェアープレー以前に、そこにはサッカー以外での
無駄な争いが「お互いにあった」ことは認めるべきでしょう。
「がっぷりよつ」の王者決定戦・・・
例え目の前にいるのが永遠のライバルであっても、
試合後に互いを称え合うような、そんな試合であって欲しかった。
試合後、脳裏に焼きつく局面が
退場あるいはラフプレーに対し、オーバーリアクションでのた打ち回る
選手達の姿では、世界のサッカーファンを落胆させたに過ぎないでしょう。
この『0-2』の結果を受け、
MARCA紙はネット上にて”マドリーの逆転は有り得るか?”という
アンケートを実施中。
マドリー寄りで知られるこのMARCAが実施しているにも関わらず
”NO”の回答率が、なんと
およそ 80%。
2点のビハインド
セルヒオ・ラモス、ペペを欠く布陣
明らかな劣勢に立たされたマドリディスタは意気消沈か・・・
試合後、記者陣のインタビューに対して
『こんなプレースタイルは好きではない。
ただし、順応しなくては・・・』
と答えたのはC・ロナウド。
これは、モウリーニョが指揮するディフェンシブな戦略に
同調できないと取れる発言ですが、
カンプノウで最低2点取らなければ決勝進出など叶わない
この状況に、どんなサッカーを見せるのか。
この虚しかった試合を忘れさせる
そんな準決勝を期待するのみです。









