モウリーニョとあの選手の激しい対立
前節のラシン・サンタンデール戦、
登録選手の中にカカの名前はありませんでした。
スペイン日刊紙"El Pais"などは、
『もはや、マドリーでサッカー楽しめていないカカ』
と見出しを付けられてしまった彼。
スペイン現地において、そんな話題が囁かれるようになった
決定的な出来事は、先日急遽行われた
プロレンティーノ・ペレス会長とカカの面談の結果、
『彼の我慢は限界』という噂が広まったことに始まります。
絶対的な中心選手のはずだったカカの不遇は、
去る2月13日に始まりました。
カカほどの一流選手でなくとも、
自軍が抱えるカレンダーを見れば、重要な試合と
そうでない試合の見分けがつくのは当然ですが、
ヘタフェ戦、ソシエダ戦でゴールを挙げ上昇ムードだったカカ
翌週に重要なリヨン戦を控えていたマドリー
そんな意味からいって、この日のエスパニョール戦は
「カカのために用意された」試合だったはずなのです。
しかしながら、モウリーニョの決定は『カカのベンチ送り』。
それどころか、この試合、彼の出場は一分もなく、
その期待は大きく裏切られたのでした。
このクラスの選手が、「必要とされている」事実を
態度として表されないのは侮辱同然。
それから2週間、待遇に変化を受けなかったカカは、
デポルティーボ・ラコルーニャ戦では、
ベンチから一歩も出ようとしないという結末に至ります。
これを見るに見かねたのが、
大金と引き換えに彼をマドリーに連れてきた張本人
フロレンティーノ・ペレス会長。
そこで会長が聞かされたのは、
『モウリーニョ監督は、
回復のために何一つ尽力してくれない』
という、積もりに積もった不満であったといいます。
それから数日後、
Valdebebas練習場のホワイトボードに張り出されたのは、
カカの故障による戦線離脱の報せ。
『故障箇所を100%の状態に戻さなければ、
グランドには戻れない』
そんな聞こえの良い公式発表は、
これらの経緯を聞いていると、戦線離脱の一番の理由としては
信憑性があるとは決していえないもの。
このようにこのマドリーにおいて、モウリーニョ監督に対して
最初に宣戦布告を態度で示したカカ。
来月に控えたリーガ、国王杯でのバルセロナとの2連戦。
そして、クラブが念願として掲げる
10度目のビッグイヤー獲得のためには、
彼の卓越した経験と技術が必要なはずですが・・・。
現在、心身共に調整段階にあるであろう彼の
プロフェッショナルとしての意識は、どこへ向かっていくのか??
そんな行方を見守りたいと思います。
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