あのクラブも身売り報道 | El Diario ~青森にいながらスペインの話~

あのクラブも身売り報道

マラガ、ラシン・サンタンデールに続くように

今度がレアル・サラゴサが身売りとの報道です。


この度、アラゴン自治州の地元紙'Heraldo de Aragón'が

明かしたサラゴサの買い手とはドバイ政府が出資する

SWF(政府ファンド)。

すでに交渉が大詰めであるという本件は、

早ければ来週にも最終的な調整に入ると見られています。



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地元紙によると、この調整の中の条件には

この新たな筆頭株主がクラブが現在抱えている

150億円相当の借金を引き継ぐこと、

さらに会長を始め、現在の首脳陣をシーズン終了まで

その席に置くことなどが盛り込まれているそうです。



新会長にはドバイサッカーに精通し、FIFAのエージェントも

務めるJavier Abad氏が有力であるなど、

極めて信憑性の高い報道となっている本件ですが、


サラゴサのアルベルト市長が

『寝耳に水』であると驚きを露にするなど、

関係者に及ぶその波紋は、甚大なものとなっています。


とりわけ、クラブにとってのホームスタジアム・ロマデラを

所有するサラゴサ市は、市内サンホセ付近に

ミラフローレス新スタジアムを建築予定であるだけに

他人事ではないわけです。



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そして、最もその立場を『蔑ろにされた』と激怒しているのが

このクラブを長年支えてきたSocio達。


『なぜこんな重要な話が、

最終段階になって我々の耳に届くのか理解できない』


『借金が少なくて買い取りやすいクラブなど

他にたくさんあるだろうに・・・』


と彼らの言葉には、

オイルマネーの投資対象とされ自分達のクラブが

奪われてしまうような不安感さえ感じられます。




「ラシン・サンタンデールの売却騒ぎ」 について

お伝えしたのはつい先日のこと。


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とんだドタバタ劇の後、無事に筆頭株主となったアリ氏は、

就任を記念し、Socio全員に無料観戦チケットを

配る大盤振る舞いを見せ、市民の関心を寄せようと

していますが、果たして今後のクラブの行方は??



マラガ、ラシン、サラゴサ・・・そして次は??


リーガ内に蔓延る『格差』が生み出す経営難と

国家が抱える大不況。


こうした先行き不透明な経営環境の中で、

生き残りをかけた中堅クラブの経営戦略は、

海外の投資ファンドをも巻き込む

大きな局面を迎えているのかもしれません。


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