守備の要への皮肉
先日のクラシコにおいて、メッシ相手に強烈なスライディングを浴びせ、
一発退場となったセルヒオ・ラモス。
規律委員会は、この退場に対し、1試合の出場停止処分を課しました。
あの場の荒れ具合からして、実に極めてシンプルな処分が
下ったという印象を持った方もいらっしゃるのでは?
アスレティック・ビルバオのカルロス・グルペギは、
昨日練習後の会見の中で、この退場劇に触れると
『あのプレー、そしてその後の一連の行動からして、
もし僕が同じことをしたのなら、3試合から5試合の出場停止
が待っているのではないかと思っている。
だってそうだろ?退場になった後もプジョルを殴っているんだぞ。』
と語ったそうです。
要するに彼の印象では、あれがマドリーではなく、
他のクラブの選手が起こしたとするならば、
さらに厳しい処分が待っていただろうということ。
ちなみに、セルヒオ・ラモスの退場は、
彼がマドリーの選手となってから通産10回目。
かつてのチームキャプテン”フェルナンド・イエロ”と並んで
ワースト記録となっています。
さて、当の本人であるセルヒオ・ラモスは、
同じく昨日、会見に臨み、これらのアクションについて語りました。
『気分が良いはずがない。しかし、僕が意識的に攻撃に及んだかのような
表現が見られることには甚だ気分を害している。
僕は足の出しどころを間違えたんだ。
これまで僕はメッシにも他のどの選手も傷付けようと
グランドに出たことはない。
だから、誰しも”セルヒオ・ラモスは怪我をさせようとした”
などという権利などないはずだ。
僕から言わせてもらえば、誰もが大げさに捕らえているような
気がしてならない。
メッシに対してはスパイクで向かわず、かかとでぶつかっていた。
確かに自分のしたことに誇りは持てないし、
仲間であるシャビとプジョルには謝罪をしたが、
その他のアクションについて論評を加えたりはしていない。』
レアル・マドリードの選手たるもの、
ちょっとした行動、言動が話題提供となってマスコミに大きく扱われ、
厳しい立場に追いやられるのが常。
今回のセルヒオ・ラモスのように、逃げも隠れもせず、
自ら切願して釈明と謝罪を目的とした会見を開いたのは
良策であったといえるでしょうが、
やはり彼には、このクラブを代表する選手らしく、
レッド・カードとは無縁の『クリーンなスタイル』を維持してもらいたいもの。
ポジションは全く違えども、レッドカードを一度も見たことがない
ラウルがそんな選手であったように。

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