バルサへの忠誠心
シャビ・エルナンデス。
FCバルセロナの生え抜きの選手として
サッカー界に君臨する彼にとって、
バルサから受け継いだDNAこそが自身の全て。
そんな彼に、他クラブでプレーすることなど眼中に無ければ、
無論、「永遠のライバル」に身を移すことなど考えていないでしょう。
この度、シャビは自身が所属するバルサとR・マドリーを比較し、
皮肉たっぷりのコメントを残しました。
『あのクラブは中央攻撃に片寄ったプレーばかりだ。
僕はサイドスペースを惜しみなく使う選手とプレーしたいし、
彼らが作り出してくれる中央のスペースで自由を与えられたい。
バルサとはそういうチームなんだよ。』
FIFAのWebサイトにおけるインタビューにそう答えたシャビ。
バルサのプレースタイルは、集まった選手の個性に合わせて戦うよりも
ずっと優れたものであると自負しながら、
『僕自身のサッカーは、周囲の選手のプレーによって大きく変わる。
パスもドリブルも、チームプレーのひとつに他ならない。
だから、マドリーには偉大な選手が多いが、
僕はそこでは苦悩を味わうことだろう。』
という言葉には、「隣の芝生は青い」という諺は不要なようです。
今回のシャビの心意は、戦術を例えておりますが、
ひとつのクラブで長い時間を過ごすも、その志と忠誠心は揺ぎ無い
事実には違いはないでしょう。
一方で、生え抜きのカンテラ育ちの選手は数えるほどで、
毎シーズン交代する監督の意向によって選手が出入りする
ビッグクラブには芽生えることが珍しい”愛着”なのかもしれません。
「中心選手が思いをひとつにできる」
それこそがバルサの真の強さか。

