ちくしょーめ!
今日は講義時間の合間を縫っては、研究室のPCで
チリの鉱山技師たちの救出劇を見ておりました。
チリとスペイン語ルーツを共にするスペインの国営放送の
ネット中継に釘付け。
最初の救出者マヌエル・ゴンザレスさん(30)が
姿を見せた場面はもちろんですが、
その直後に行われたセバスティアン・ビニェイラ大統領の演説には、
実に心温まるものを感じました。
大統領が感謝の意を示したのは、神の加護と
8月5日から、およそ70日間生き埋め状態にあった33名の
生きようとする精神力。
さらにその彼らを不休で救出しようとした特別チームの
不屈の精神でした。
もちろんそこには、
国際社会からの協力は欠かせなかったでしょうが、
本心を述べれば、南米諸国の仕事だけに、
「救出などいつになったら実現するのやら」
と思っていましたからね…
僕もチリの日本人学校で中学の入学式を迎えた者として
この国と関われていたことに、誇りさえ感じるのでした。
スペインのレアル・マドリードは、9月末付でこの33人の英雄達を
サンティアゴ・ベルナベウの主催ゲームに招待したことを発表しており、
近く、主催ゲームの始球式にチリ国旗を掲げた彼らの勇姿を
拝むことができるかもしれません。
『Viva Chile, mierda!』
(チリ万歳!ちくしょーめ!)
と吠えたのは、二人目の救出者マリオさん。
「チリで勃発した神と悪魔の戦いは
神の勝利に終わった」
と記したのはチリの日刊紙ですが、
喜びに満ちた心情とこのような事故に巻き込まれた
鉱山採掘会社への怒りを鬼の形相で示した彼の表情からして、
見事悪魔に打ち勝った神を援護したのは、
紛れもなく彼らの芯の強さだったのだろうなと
思わされたのでした。


