大切な感覚 | El Diario ~青森にいながらスペインの話~

大切な感覚

『己の欲せざるところは、人に施す事なかれと』

 自分がされたくないことは人にしてはいけない

これは、孔子の論語の抜粋ですが、

今日はそんなことを体験を以って味わった意味ある一日でした。



El Diario ~青森にいながらスペインの話~


本日は大学の始業ガイダンス。


学務担当の私は、

四つに振り分けられた1年生から4年生までの

ガイダンスの説明員としてフル動員されたのでした。


自分の担当の部分以外は、

学生と同じくじっと座って他の教職員の聞く私。


教員が同僚を批判するのは決して良いことではありませんが、

待っている間に聞かされる他の教員の余談を耳にしていたら、

遠い昔、小学校の朝礼で聞かされた校長先生の長話を

思い出した次第です。


権力のある人間ほど、起承転結など皆無、

内容から得るもの、目的地などもない話を

延々とするのはなぜでしょうか。



場面を弁えず、知識をひけらかすのは罪。


大勢を目の前に下手な話を披露し、

聴衆の時間を奪うことは、大罪です。



かつては聴衆だった人も、

立場を得て『語る側の人間』となり、聴くことを忘れれば、

いつしか目の前の聴衆の気持ちを察することさえできなくなる。


悲しい現実を垣間見た気がします。





El Diario ~青森にいながらスペインの話~

『己の欲せざるところは、人に施す事なかれと』


たまに学生の目線で過ごした数時間が

思い出させてくれた大切な感覚でございました。




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