スペインサッカー"100年の悲願"
スペイン快勝!!
アルゼンチン、イングランドを下してきたドイツを
見てきただけに、この試合には逸物の不安感じていましたが、
スペインは、実に・実に見事な試合運びを見せました。
いやー寝不足も忘れテンションが上がります![]()
留学をきっかけにスペイン代表を応援し始め、
僅か14年足らずの僕でさえ、こんな状況なのです。
本国のスペイン人たちの盛り上がりは、
その比ではないでしょう![]()
これぞ”La Roja”のサッカー。
ドイツは出場停止などで戦力ダウンしていたという声もありますが、
セルヒオ・ラモス、カプデビッラらがドイツの両翼を沈黙させたに始まり、
ドイツの優れたフィジカルも、組織力も機能させなかった
スペインのサッカーはお見事と言う他ないでしょう。
とにかくボールの支配は終始スペインが握りました。
「我々はボールの後ろから、走らされることを強いられた」
と試合後のクローゼが嘆いたように、
スペインは、優れた個の力の集結ではあるものの、
見事な連携の中で、その個の華やかさを増幅させているように思えました。
この大会、サッカー連盟のスタッフとして
チームを陰で支えるフェルナンド・イエロは、
『およそ100年間戦い続けてきた我々の歴史の積み重ねは、
この成果に相応しいものである。
思えば、初戦のスイス戦の敗戦は、我々に良い効果をもたらした。
そこを出発点とし、チームは信頼を勝ち取り、
決勝進出という他にない最高の結果をもたらしている。』
と眉を細めています。
イエロ自身は果たすことが出来なかった夢。
スタッフとして成し遂げるのは、思いもひとしおでしょうね。
以下、選手および関係者の喜びの声
カシージャス
「ついにここまできた。初めての決勝を楽しむことが出来る。
我々は、強い相手であっても、相手をコントロール術を
知っていたんだ。
それがセットプレーでも、コーナーキックでもね。」
ビジャ
「今こそ、夢を実現して大会を終わらせるときだ。」
セルヒオ・ラモス
「あとはグランドで果てるのみ。」
シャビ
「今日はプジョールの日。
ゴーだけではない。彼はディフェンスの魂だった。」
シャビ・アロンソ
「最高の栄誉を掴むまで、残るはあと一歩の歩み。」
レイナ
「我々は、信じがたいような試合をやってのけた。」
ピケ
「この仲間を、心から誇りに思うよ。」
アラゴネス前監督
「ペドロは優れたフィジカルを多用し、精力的に動いていた。
今のスペインの勝利することは容易ではない。」
まさにチーム一丸となって勝ち得た勝利への
喜びの声、いくつ聞いても心が晴れやかに感じられます。
さて、この歴史的勝利の指揮官である
デルボスケ監督はというと、
決勝進出という大仕事をやってのけても
いつもの冷戦沈着な態度。
「我々は素晴らしい試合を見せることが出来た。
ドイツは、誰もが期待した爆発力を見せられないほど、
我らが良い試合運びをしたということだ。
ペドロは確かに良い動きを見せていたが、
恐らくは、誰を起用しても、我々を満足させるパフォーマンスを
見せたに違いない。
我々の戦術は、優秀な中盤の選手に支えられている。
才能豊かな彼らは、組織が機能すると、
さらに優れた力を発揮していくれる。
勝利の裏では、多くのサッカー関係者が尽力してくれている。
この代表は、そんなサッカー界のショーウィンドーに過ぎないし、
この勝利が、バルサ・マドリーによってもたらされたものではないんだ。
スペインサッカーの勝利なんだ。」
どこかのマスコミのように、
活躍した特定の選手をスーパースターの如く持ち上げるのではなく、
あくまでチーム全員、ひいてはスペインサッカー界の総力で勝ち取った
勝利であると語るあたり、このお方の人格を感じられるところです。
今大会、最も優れたパフォーマンスを見せていたドイツを撃破したスペイン代表。
この試合がスペイン代表最高の試合?
いやいや。
スペインには最後にして「最高の仕事」が残っています。
その”頂”まで、あと一勝・・・
彼らなら、きっとやってくれる。





