恐ろしい首相暗殺計画
スペインが抱える重々しい問題といえば、
『スペインの民族独立問題 』などで扱ったETAによるバスク地方の
左翼武装組織によるテロ行為です。
つい先日もフランスで1名、そしてポルトガルで3名の計4名が、
このETAに関わる暴力行為に加わった容疑で逮捕されました。
この中には、かつてこの組織の戦術担当を担っていたとされる
ペドロ・マリア・オラーノ(49歳)の姿も。
今回、彼はフランスからスペイン本土の中間達に爆発物を
輸送していた最中での逮捕と見られています。
そして、フランス国境に隠された爆弾などが発見されたわけですが、
なんとその中にロシア製「対空砲ミサイル」2基が
含まれていたというから驚きです。
今回、彼らはこれらの兵器を、
フランスからポルトガルに輸送する目論見だったようですが、
恐ろしい計画が実行される前での逮捕劇。
スペインおよび周辺2カ国の治安警察の面目躍如となったわけです。
オラーノは、2001年に当時のアスナル首相の乗った”航空機の撃墜”
を計画していたことを明らかにしており、
90年代後半、ETAが、あのアル・カイダと友好関係にあり、
ETAが金銭面での支援をする代わりに、アル・カイダの訓練キャンプで
対空ミサイルの射撃訓練を行っていたという噂が、
真実味を帯びる形になってきました。
(アスナルさん、危なかったですね)
昨年からの度重なる逮捕劇により、弱体化が予想されるETAですが、
まだまだこのような「隠し球」を隠し持っているのでしょうか??
スペイン国民が、テロの恐怖から解放されるのは
まだ先の未来なのかもしれません。



