書影からして粋で素敵なこちらの作品
一昨年、クロスケさんからいただきました
ありがとうございます
京極夏彦さんと言いますと、京極堂(百鬼夜行)シリーズしか拝読したことがなかったのですが
妖怪が絡む時代小説もめちゃくちゃ面白いですね
511ページ気づいたら、2日で読んじゃってました
私が個人的に感じる京極堂シリーズとの共通点といたしまして
①登場人物のキャラとチームワークが楽しい
百介さん、おぎんさん、又市さん、治平さん、お龍さん、玉泉坊さんetc
人を殺めたりはしないですけど
事件の謎を解き、チームで人助けをしているという点では、まるで“必殺仕事人”のよう
色々な姿に化けたり、妖怪が実在するかのように演出したり、芸達者な方々でめちゃめちゃ楽しい
②この世に不思議なことなどない
“妖怪”時代小説と聞いていたので、今回はどんな感じかなぁと思っていましたが
やはり、この世に不思議なことなどなかったです
③『陰摩羅鬼の瑕』を思い出すお話が多かった
こちらは、短編集(連作短編集?)になるのかなと思いますが
♪柳女と♪帷子辻は、『陰摩羅鬼〜』の世界だなぁと個人的に感じました
京極さん作品にはこういう男性が多く登場するのかしら
京極堂シリーズとの共通点ではないですが
私の故郷、淡路島の♪芝右衛門狸のお話にもテンション上がり嬉しかったです
百介さんたちの仕事をまた見たいですので
巷説百物語シリーズも読み進めていきたいと思います
最新刊は、素敵な書影のハードカバーの鈍器本ですよね
クロスケさん、素敵な作品(シリーズ)のご紹介ありがとうございます
願いは次々とあっさり叶っていってます
ありがとう愛してます
強運HIROKO☆