正式な題名を知ったのは、今年の第5回オフ会でですが
周りに食べ物がいっぱい置かれているベッド上で餓死したのは何故
という面白い作品があるよと、邦さんから教えて頂いたのは
最初の第1回オフ会の時だったように記憶しています
ずっと気になり続けていましたので、実際に拝読出来て凄く感激しました
いったいどんな部屋なのかな?と思っていましたが
大富豪の邸宅に造られた別館のスポーツジムで
自宅にスポーツジムなんてなかなか無いですよね
かなり広く、天井が高いです
天井の中央には、天窓があり
そのちょうど下にベッドが置かれていて
そのベッドの上で被害者は亡くなっており、布団などの寝具は床に落ちていました
被害者は、もともと断食の習慣があったのですが
内側から掛けている鍵なので、自分で外に出られますし
ベッド付近の食器棚には豊富に食べ物がある
ベッドからそう遠くない所には、鉛筆とノートもあるのに
断食に耐えられなくなったらいつでもやめられる状況で、被害者は何かを書き残すことすらなく、餓死していたのです。。
もしかしたら、うめこさんやクロスケさんをはじめとする本格ミステリー倶楽部の鋭い皆さま方は
この私の拙い説明だけでも真相に辿り着かれるかもしれません
鈍い私は、全然わからなくて
真相を知った時
朝の通勤電車内で声を上げてしまいました
『十角館の殺人』の、あの台詞を読んだ時と同じです
20ページぐらいしかない短編ですので、すぐに読めますし
真相が気になる方は是非
有栖川有栖さんの『密室大図鑑』をご覧になると
さらにわかりやすいです
ネタバレはされていないと思いますが
絵を見たら、ピンとこられる可能性大です
邦さん、面白い作品の御紹介を沢山ありがとうございます
特大の嬉しい奇跡はあっさり起きる
ありがとう愛してます
強運HIROKO☆