梶龍雄さんの
『葉山宝石館の惨劇』
読了いたしました。
ネタバレはしていないつもりですが•••
葉山宝石館(帆村家)で起きる連続殺人事件
モテモテの帆村家長女、光枝に求愛する男たちが次々と殺されていくのですが•••
犯行現場には、藁で出来た十字架のようなものが残されていたり
何故か?宝石ではなく、凶器が盗まれたり
何故か?遺体の両足がいつも緩く縛られていたり
何と言っても、面白い&興味深いのが
鶴山芳樹少年(ヨシちゃん)の日記
ひらがなが多くて、最初は読みにくいのですが
どんどん引き込まれていきます
そして、最後の最後には見事な余韻を残してくれました
ヨシちゃんは、葉山宝石館(帆村家)を窓から一望出来る別荘で夏休みを過ごしており
この連続殺人事件の重要なシーンの目撃者となります
ヨシちゃんの家庭教師、久美子先生もなかなか良いキャラです
本の帯に書かれている“三重密室”よりも
個人的に、フーダニット、ホワイダニットのほうが面白かったのが意外でした
梶龍雄さんは、他にはどんな作品を書かれているのでしょう
クロスケさん、素敵な作家さん&作品の御紹介をありがとうございました
文庫本交換、最高ですっ
すべて願ったり叶ったり
ありがとう愛してます
強運HIROKO☆