エリカ•ルース•ノイバウアーさんの
『メナハウス•ホテルの殺人』
読了いたしました。
アガサ賞【最優秀デビュー長編賞】受賞作品で
アガサ•クリスティーさん好きの方にはたまらない作品だと思います
ヒロインのジェーンさんは、ミス•マープルさんと下の名前が同じですね
ミリー叔母さんと二人でエジプトの旅へやって来て
宿泊先のメナハウス•ホテルで事件に巻き込まれていきます
第1次世界大戦後の時代背景にジェーンさんやミリー叔母さんが抱える事情(過去)も絡み合ってきて
人間模様が大変興味深いのも、アガサさん作品を思い出しました
凄く論理的かと聞かれたら、そこまでではないかもしれませんが
時には、危ない橋を渡りながらも
職業探偵ではないジェーンさんが一生懸命事件の謎を追っていくのは楽しいですし
(コージー•ミステリな要素も感じます)
何よりも
家や通勤電車、近隣のカフェに居ながら
エジプト観光も楽しめてしまうのが素敵
これは楽しいぞ
あとがきで、シリーズ第2弾の内容を知ることが出来ました
ジェーンさん&ミリー叔母さんは、アメリカに帰国せず
次は、イギリスに行くようです
楽しみです*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*
山田順子さんの訳も読みやすいです
ところどころ独特な表現をされますが、私はそこも好きです
万事願ったり叶ったり
ありがとう愛してます
強運HIROKO☆