子供は天才です。
大人のカチカチに固まった脳みそなど太刀打ち不可能です。
発想する力の根源は「無知」が理由かもしれません。しかし無知は言い換えると過去の記憶の乏しさです。
だからこそ過去にとらわれず今を全力で楽しむことができるのです。
大人は過去の記憶をデータベースにし考え行動します。
子供はそんなことしません。
好奇心の赴くままに、感じるままに、行動します。
でもそれは大人にとって都合が悪いことこの上なしです。
その自由さを縛り、支配し、大人の思う正義を押し付け、そうやって子供は新しい芽を封印して生きることになるのです。
大人自身が既にそういう生き方を教えてこまれているので負のループが出来上がっています。
そんな私たちがいざ親となったら?
そう、自分の価値観や考え方、概念を押し付け、自分と同じような生き方を押し付けることになるのです。
思い通りに動かない子供にイライラしながら、幻滅しながら、あれもできないこれもできない、この子はダメな子だと決めつけながら。
子供がいなくても、他人にまでそれを強要して生きることになります。
そうやって夫婦関係やパートナーシップは破綻しているのです。
むしろもうらそういう関係を築くことさえめんどくさい…と逃げて、誤魔化してひとりを選ぶ人も増えているわけです。
そうやってあなたは自分以外の誰かが言う正しい生き方をしています。
豊かの概念も
幸せの価値観も
自由に生きるということも。
「人の幸せなど他人が口出しすることではない」
確かにそれは“正しい”かもしれません。
でも正しさの中には必ず“間違い”の要素も含まれてきます。
私は豊かさや幸せや自由には本物があると考えています。
それは正しさの概念とは全く違う捉え方です。
例えば本物なら湧き出る泉のごとく、不足するということを知らないのではないでしょうか。
私たちは何かと不足から物を欲するように生きていませんか?
外側ばかりを見て
「あれが無い、これが無い」
「あれが欲しい、これが欲しい」
そんなことばかり考えていませんか?
口にしていませんか?
そしてそれらは必ず共通して“手に入れてもまた他に欲しくなるもの”ではありませんか?
よく例えられるのがコップの水です。
本当の豊かさ、幸せ、自由な生き方は現実がどう変わっても普遍的に変わらないものです。
コップの水は足す必要はなく、常に湧き出てきます。例え減っても時間がたてばいずれまた溢れ出してくるもの。
偽物の豊かさ、幸せ、自由な生き方は底抜けのコップのようなものです。
どんなに注いでも、すぐに無くなってしまう、また足さなくてはならなくなります。
常に不足しているのです。
それを教えてくれるのはどこでしょうか?
あなたの耳に囁く不要な豊かさ、幸せ、自由という名の麻薬は、断ち切るにはしんどいかもしれません。
落ち着かなくなるからです。
それらを手放したら、今のあなたがあなたを保てなくなるからです。
断薬と同じなのですよ。
自然からかけ離れた環境にいればいるほど、
私たちの豊かさ、幸せ、自由な生き方からはほど遠くなっているのは間違いありません。
だって私たち人間は自然の一部なのですから。
花より団子🌸
じゃなくて、
花も団子も🍡😘だよねー。
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