前回の土用のお話しからの〜
もう少し細かくエネルギーについての話題です。



はじめに、とてつもなく重要なことを念頭に置いておいてください。


“頑張る”は“我慢”に近いエネルギーの使い方です(・∀・)






もちろんこれは、この言葉の日本での“一般的な使われ方として”が前提にあります。



“頑張る”ことは一見するとポジティブですが、その根本には何が潜んでいるのか?

それを自覚した上で使わないととても危険なものなのです。




頑張る🟰今の自分の能力以上の力を使う。



ではありませんか?
しかも、無理矢理。



無理矢理ということは言い換えるならやらなくてもいいならやりたくない。でもやらなきゃいけないか
やる。』です(・∀・)



そこには“我慢が隠れているのが分かりますよね。




そうです。


頑張る🟰我慢してやること。



これが根底にあるのです。だからエネルギーのガス欠になり、本来なら補う必要のないエネルギーを、別の何かでエネルギーを補わないといられない状態になるのです。



その補充の仕方(エネルギーとして選ぶもの)は人それぞれ違いますが、それらを一言でまとめて表現するなら嗜好(品)なのです。






嗜好とは人の好む物事全てのことを指しています。。
一般的には特に食べ物に使われていますがw



一見するとただの好み。しかしその使われ方は依存状態そのものです。



「あれが特に大好き」「これがないとやっていけない(これがあるから頑張れる)」などの思考は“嗜好”と言うよりストレス発散に使われているからです。



「息抜きに…と」か「頑張ってるから…」とか、そういう“理由”が頭に浮かんでくるならそれはもう確実にストレス発散に使っています。


それは嗜好ではなくただの依存だということを自覚しましょう。依存は対象からエネルギーを奪わないと生きていけない状態にあることです。







それでも人は

「だって◯◯しなきゃ生きていけないじゃないか!!」とか言います。



いや、そもそも論点が大幅に違います。




頑張らなきゃできないというその精神がもう終わってるんです。






それは心理の話ではありません。


そもそもそういう状態に育ってしまったこと自体が原因なのです。



だから心理学でどうこうしようとか、感情論でどうにかなるとか、そういうものはもはや全て小手先のやり方であって、頑張る🟰我慢と変わらないのです。


いずれエネルギー切れになり、やめたくなる。イヤになってくる。苦しくなってくる。続かない。


モチベーションに頼ることも同じことです。モチベーションなど必要無く淡々とできる状態であることが、この世界に生まれたての私たちと同じ状態なのです。



そこには何か欠けているものを埋めるための欲など存在していません。


そう、本来欠けているものなど何も無いのです。だからエネルギーは常に満ち溢れている、その溢れ出てくるエネルギーを使う、ただそれだけなのです。





そういう精神に育ってしまったのは“そういう環境で育ったから”以外のなにものでもありません。


生きるためにはその環境に適応しなければならなかったのです。


生きる手段として私たちはそれらを受け入れたのです。




ではもう手遅れなのか?


そうではありません。



何でも癖なのです。
何でも習慣なのです。

癖や習慣は楽にできるものです。でもそれらが原因で生き方や人生、価値観、考え方に偏りや不具合が生じている、そう自覚したならば方向転換すればいいのです。


じゃあ楽じゃないものをやればいいのか?
それを“頑張る”とか“我慢”という無理矢理のエネルギーとして消耗してしまうのです。



そうではなく、それらを選択する精神に育ってしまった環境そのものと向き合うことです。過去の清算をするのです。



それを『自分自身と向き合う』といいます。



新しいことを始めるには、前のことをきちんと終わらせる必要があります。


スタートよりも完結の方が重要です。


物事には全てに節(ふし)があります。きっちり括ること。それができていない人たちは何も始めることはできません。


終わってなどいないのです。
そのまま続いているのです。


何かを付け足すよりも、
まず先に捨て去ることです。








どら焼き(о´∀`о)🎵