私の心を、心地好く揺らす。

ありがとう、あなたに出会えて幸せです。

小説版の六月の蛇 を読みました。
今、私は、とても幸せです。

図書館で、大好きな塚本晋也監督の、大好きな映画 六月の蛇 の小説版を見つけてしまった。


映画を撮る方の文章ってどうよ?って、半信半疑だった。

でも、最初のページ、半ばまで読んだところで、好き♪って思った。

私の心に、深くしみこむ。


映画も、小説も、同じような感動が湧き上がってくることに、感動した。

媒体が違うので、物語の細部は違うものの、私の心には同じ色、質感の感情が過不足なく浮かんでくるのだ。

ただ、私は、あまり映像からは深く物語を読み取ることが出来ないようで、映画版では気がつかなかったことがいくつもあった。


この作品に出会うことが出来て、本当に嬉しい。


思わず、やられた一文。


「わたしは、それがとても美しく思え、はらはらと花びらが落ちるような、あざやかな感情に見舞われた。」


あぁ、ここだけ抜き出してもダメか~。

切ない。