清水 義範
蛙男

図書館で、何気なく手に取り、なんとなく借りたもの。

読んでみたら、面白かった。


自分がどんどん蛙になっていくという話。

自分の体が蛙になってきたような気がする・・・でも、他人には分からないらしい・・・
気のせい・・・?程度から始まった異変。
最初は、手が・・・どんどん範囲が広がり、全身に及んでいく。
一日のうちわずかな時間、蛙になっていたのが、蛙の時間の方が長くなっていく。
自分の気のせい?狂気?病気? 誰にも言えず、思い悩む。
そのうち、変化に慣れ、折り合って生きていけそうと思うたびに、がくっと失望させられる症状の進行。
水泳が得意になり、目の前の虫に条件反射で、舌を伸ばし捕らえようとしてしまう・・・

ジワジワときます。


読んでいて思い出した作品。


萩尾 望都  イグアナの娘

フランツ カフカ  変身