昨夜、娘を寝かしつけたあと、読みました。

収録作品は
アムリタ/ある体験/血と水/ハードボイルド/血の色

この本は「オカルト」をテーマにした作品が集められているのだけど、吉本ばななさんのこの系列はあまり好きではないということが分かりました。
他のテーマのを読んだら、もっとグッときたかもしれません。最初に苦手なテーマを済ませることが出来て、ラッキーと思おう。。

オカルトといっても、死者との交信とか、虫の知らせ的な、なんだか不思議な体験はするけど、あまり怖くはなくて、『ああ、私には分からないけれど、世界にはそういう側面もあるんだろうね・・・よく分からないけれど・・・』っていう感じでした。
(なんとなく、田口ランディと印象がかぶると思うのは、私だけ?)


アムリタと、血と水は再読でした。
それにしてもアムリタは長かった・・・。
実は、長編小説はちょっと苦手。

私は、ストーリー重視で、どうなるんだろう?っていうのを楽しみに読むような作品を再読するときは、ほとんど内容を忘れてから読むようにしています。
私的には、アムリタはストーリー重視の作品なので、数ヶ月しか経っていない再読は、正直辛かった・・・。
ストーリーは、断片的にしか覚えてないんだけど、このあと、こういうことが起きるというのが頭にチラチラ浮かんで、本に集中が出来ないのです。

その点、文章や世界観を重視して楽しむ作品(例えば、江國香織さん)は、何度でも、たとえば、パッと本を開いたところにある文章を適当に読むだけでも満たされることが出来るので好き。
吉本ばななさんの作品の中にも、私の中でこのタイプに分類されている作品がいくつもあるので、好きな作家。




著者: 吉本 ばなな
タイトル: 吉本ばなな自選選集〈1〉Occult オカルト