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映画、小説、マンガ、ゲームetc...の雑記とか

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ガンダムが誕生してから40年が経ったそうだ。

このシリーズが国民的であることは、疑いようもない。

ファーストから脈々と受け継がれてきた意匠は、これからも発展を続けていくことだろう。

そんなガンダムワールドだが、私の中で印象に残っているのは、セガサターンより発売された「機動戦士ガンダム外伝・戦慄のブルー」という作品だ。

ガンダムのゲームには珍しいFPSを取り入れたものに仕上がっている。

このゲームの一番のウリは、やはりコクピットから描かれる戦場の臨場感だろう。
今のゲームに比べれば、ポリゴンも荒いし敵AIもそれほど賢しくはないが、マップを縦横無尽に駆け巡り、攻略していくのは非常に楽しかった。

3部作で構成されているのだが、そのうちの1作目はガンダムでも専用機でもない、量産型のジムに乗って戦っていく。しかも終盤までだ。まさに雑兵の一人として戦場に赴き、敵を撃破していかなければならない。

このゲームを代表する機体であるブルーデスティニーという機体に乗って戦いだすのは2作目の2話目からだ。

3部作というのも挑戦的だし、1部まるまるを量産機で戦うというのも、それまでにない野心的な試みだったと思う。

この後、コクピット視点のガンダムゲームの登場は、戦場の絆まで待たねばならなかったと思う。

非常に面白かっただけに、この様な仕様のゲームがいまだにほとんど出ていないのは残念だ。
理由はいくつかあるだろうが、おそらく一番の要因はコクピット視点と、コントローラーの相性の悪さではないだろうか。

実際に動かしている感覚を得られるようにするには、それこそゲームセンターにある戦場の絆のような大型の筐体が必要になるだろう。
家庭用に落とし込むとなれば、xboxで登場した鉄騎のような専用のコントローラーセットを付随しなければならない。コストに見合わないのは明白だ。

モビルスーツが巨大なロボットであるという点も、FPS視点のゲームを作りにくい要因になっているだろう。
人が着込むパワーアーマーと違い、18mやら20mといったスケールで展開する戦場をミニチュア感なくリアルに作りこむのもまた、膨大なコストがかかるはずだ。

その結果というのか、当然の帰結というのか。近年のガンダムゲームには三人称視点(もしくは俯瞰視点というのか)のものが多い。あとはシミュレーション系のものか。

ガンダムオンライン、エクストリームバーサス、バトルオペレーション。どれも遊んだし、面白いゲームであることは間違いない。
しかし、ラジコン操作ではない、没入感や臨場感、実際に乗りこんで動かしたい。と考えたのは私だけではないはずだ。

ガンダムが40周年という節目の年を迎え、家庭用ゲーム機も新たなステージに移ろうとしている。
そのような流れの中で、あらたな可能性を秘めたガンダムゲームが出てくることを願っている。