正直、特に人気があるわけでもなく、どうしてもキャブスターに乗りたくて探している人はおそらくいないでしょう・・・。
しかし、この顔とスタイルを見た瞬間・・・
「イイね~~~~~」
FUNNYな顔、レトロ感ありありの低床一方開の荷台、程よいヤレ感、シッカリした造りのダットサンブランド・・・
そして、仕事にも使うことができる商用車・・・
ダットサン キャブスターが惜しまれながら、旅立ちました!

陸送を手伝ってくれたのは、日頃怪しい車ばかり運んでいると云われている岐阜県岐南町のケイズカー ファクトリーのコンちゃんです。
今回も例外なく、怪しい車を乗せて、一路、和歌山へ・・・

「どれどれっ」
キャビンの中を覗きこんでいる方がキャブスターの新しいオーナー 和歌山のEさんです。
実動車ですので、通常の陸送会社の陸送もできたと思いますが、壊されても困るので、積載車で運びました。
そして、第一に
「旧車はなるべく次期オーナーさんの顔を見て渡したい!」
という、思いがあります。
Eさんは実車を見るのがこれが初めてでしたので、気に入っていただけるか少々不安でしたが・・・
とても気に入っていただけたようで、良かったです。
お話ししてみると、私と同じヤレ系がお好きなようで・・・
この方でしたら、きっと大事にしてくれると確信!
ボディの傷や錆はその車のヒストリーである。
ピカピカにしてしまっては、これまで生き抜いてきたその車の歴史を否定してしまうような・・・
キャブスターにはこれまでの歴史が刻まれています。
Eさんは木工屋さんということですので、仕事にもガンガン使って、新たな年輪を刻んでください!

あれっ
帰りは、もろ私好みの旧車が・・・