まだ、詳しい仕組み等を調べてはいませんが、サービス内容はGoogle one passの方がpubuxのサービスにより近い感じです。
・Google one pass(英文)
・Googleオフィシャルブログ:『A simple way for publishers to manage access to digital content』(英文)
・TechCrunch 『One Pass―Google、パブリッシャーに友好的なコンテンツ販売モデルを発表』(日本語の紹介記事の例)
内心、わざわざこんなリンクまでつけてまで紹介したくはないのですが(笑)、Googleのはコンテンツデータをパブリッシャー側のサイトに持つところがさすがの検索サービス的発想で、うちのとは大きく違っていますね。「そんな発想は全く無かった」ということもないのですが、うちとしてはやはり独自のCMSを作りたかったし、というか作り始めていたしで、追求するのを止めてしまったのは惜しかったかもです。
でもこれって、もしもうまく連携できれば販売チャンネルが増えるということでもありますので調べる必要がありますね。(ちょっと無理っぽい感じですが)
「記事単位、複数号のパッケージ、定期講読、1日パス、回数制、など多様な販売モデルを選択することができる」とか「売上10%の手数料を徴収」とかは、まあ、同じようなことを考えると同じようになる例ですね。手数料の率とかは参考にしない訳にはいかないですが、特許権とかに引っかからない限り旺盛に取り入れるところは取り入れたいものです。(回数制とかあえて入れなかったけど-どうせコピーしちゃうんでしょとか思って…-入れとくべきかも。固定コンテンツばかりじゃないし。)
うちの強みは、やはりパーミッションの構造化による有料コンテンツのパッケージ化が可能になる点でしょうか。
コンテンツの主題以外の、写真や画像、CSSやswfといったエレメントやコンポーネント化されたコンテンツを、コンテンツホルダーの意向(使用許可パーミッションの条件)に従って、編集者が自由に組み合わせることも可能なこのサービスは、ちょっと一言ではいえないような多種多様なコンテンツ販売戦術を可能にします。
例えば、エディタ能力というかプロデューサー能力というかを発揮して、マンガ雑誌のようにいろんな作家の作品を、読みきりまたは連載形式でコンピレーションして頒布するような、組み合わされせて配信する記事の選択のセンスだけでも収入に結び付けられるようになるので、無名クリエーターが発掘されやすくなるのではないかと期待しています。
あるいは、みんなが安全パイ狙いに走って、特定のコンテンツばかりが引っ張りだこになり、あちこちのパッケージが同じようになって読者から辟易されたり、パーミッション外で専属契約するようになったりするのか、思ってもみなかった販売戦術の実験場になるのか、まぁそれはそれはいろんなことが起こりえるということです。システム提供者としては才能あるクリエイターが世界に出て行くのを助けることを第一の主眼としたいところです。
ただ十分注意しておきたいことは、このサービスを使うことで、交渉したり、データのやり取りをする手間が省けたとしても、それで責任が軽いということでは全く無くて、信用第一の商業行為には変わりないということを肝に銘じておく必要があるということです。これはシステム提供者であるこちらにも重くのしかかってくることなのですが。実際のところ、誰でも参加できるということは、オークションと同様に利用者リスクは割と高めになってしまうのは避けられないと思っています。当然ながら、システム側で対策・予防ができることはできる限りやっていきますよ。


