皆様、ご無沙汰しております…。10月は天候に悩まされ、予定が狂ってしまった方も多かったのではないでしょうか?ミーティング前日は、子供の運動会があり、毎年問題なく開催され、翌日参加のパターンでしたが、今回はこともあろうか台風…これではどうすることも出来ません。自然相手なので已むを得ませんね…。当然、運動会は順延、ミーティングも?と思っておりましたが、悪天候にも関わらず、北海道組のヨタハチは出発しており、中止せずに行うと某ブログの掲示板に書き込みがありました。私もパブリカバンで参加と思いましたが、雨足が強いのと時間短縮の為、高速を使いエスティマで向かうことに…。昼前には着くように様子見しながら出発しました。

134号線に出てすぐに旧車を発見!後席より、息子に撮影を頼みました。
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スバル360ですが、かなりの無茶ぶり、イヤ、土砂降りでしたよ。調子は良さそうでしたが心配になりました…。

この先の新湘南バイパスより高速に乗り、御殿場を目指します。親戚の家に家族を降ろした後、忠ちゃんに向けて更に走ります。

無事に到着するも、雨、風共に強く、傘を差しながらの撮影は困難を極めます。先ずは、ひっぱり屋様に到着した旨を伝え、モノを渡しつつ、皆様に挨拶し、忠ちゃんでしばし雨宿り…。ひっぱり屋様とKIRA様とパーツの確認をし、S瀬様やふる様、まさ与太様、yota1967様、I君と挨拶、会話を交わしましたが、昼食後にとある車屋さんにGRのイベントにて公開されたヨタハチの7号車を見に行くとのことでほとんどの方が忠ちゃんを後にされました…。私も誘われたのですが、そちらを断ってまで(申し訳ないです!)見ておかなくてはいけないヨタハチがいたのです…。まさかあの、日本に現存する44ヨタの中で、レストア無しの本格派であり、ジリコンブルーメタリックのシングルナンバー付きの由緒正しいヨタが拝めるとは思いも寄りませんでした!生憎の天候ではありましたが…。

いやぁ、何が凄いって溜息しか出ません!いい意味での…。
すんばらしい~ヨタハチは、濡れた姿も美しいのですね。
(大雨の時のカット故に、アングルについてはお許しください)
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44ヨタハチの中でも終わりから数えた方が早い、最終生産車であり、車検を切らすこと無く、ワンオーナーで維持されているところも見事な1台です。

以前、44ヨタハチのスペシャリストであるドクターM様より、存在は知らされておりいつかこの目で見たいと思っておりましたが…。そして思いが通じたのか、一瞬雨が止み傘を差す必要もないチャンスが訪れたのです!ここぞとばかりに許される限り、撮影させていただきましたよ。オーナーH家様、本当にありがとうございます。

①オリジナルミラー
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勿論、トヨタスポーツ800純正のミラーですが素晴らしいのはゴムの台座のコンディション!当然傷みが無い当時物です。

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鏡面の部分も申し分ないですね…。アンテナは前側に装着されていますが、フェンダーのライン、ボンネットとのチリが最高に綺麗ですね。

②ドアロック、キーホール及びハンドルオーナメントLH側
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同RH側
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当時物だけあって、くすみが無くシャープなモールドです。これを見てしまったら、後補給品の使用を躊躇してしまいます。ドアやウインドウのチリも完ぺきです。

➂フロントウェザーストリップとモール
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一度も外したことが無い為、タッピングビス周りの歪みが無く、ひび割れやゴム痩せもありません。ガレージでの保管状況が素晴らしいのですね。

④リアフェンダースポット
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赤丸の部分を御覧ください!綺麗にスポットが残ってますね。また、画像にはありませんが、リアフェンダー下に付くプラグホールも、グレーの当時物です。BS製ゾナの12インチはセンターキャップも含め、コンディション抜群です。

⑤クォーターパネルのベンチレーションカバー
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画像では見えにくいですが、下地の塗装が見えてます。オリジナルペイントの証ですね。

⑥運転席ドア周り
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新車時のグレーグロメットやプラグホール、44の特徴であるヒューズボックス、ヒンジ付近に付くアルミステッカーも全て健在です。ウェザーストリップのコンディションも申し分無いですね。

⑥リア周り
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テールパイプバッフルが無いのと後補給のシルバーマフラーを除けば、バンパーはアルミの当時物、レンズも新車時の物で、KOITOとその他の文字にワックスの詰まりが見て取れます。手入れされている証拠ですね。ラッケージコンパーメント・ドアのチリも見事です。

⑦トランクルーム
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ベルトや工具は勿論オリジナル、ヒンジ内側のウェザーストリップに干渉しない為のワッシャー+ビス(赤丸の部分)は交換無しの証です。

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極初期に採用されているL字型のウェザーが取り付けてあります。この車の時代は、設定が無いはずですが、謎ですね!ひっぱり屋様、解説願います!そう、まさ与太様あまりいじめないでくださいね(笑)

⑧エンジンルーム
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ウォッシャータンク以外の目に見える範囲はオリジナルですね。消耗品は別として、当時物(新車時)のパーツがよく残っております。燃焼式ヒーターの塗装部分に艶もあり、恐るべしコンディションです。

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キャッチスプリングも黒ずみ無しです!

内装
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センターのフロアマットのやれ具合が良いですね。スイッチ類、ラジオ等ダッシュボード周りも当時物の装いです。ワンオーナーの素晴らしさ、ここにありです。

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トノカバーも、有鉛ステッカーも新車時のままです。

まだまだじっくり見たいところはありましたが、次回お会いする時までのお楽しみですね。

他の方々のヨタハチは細部まで拝見出来ませんでしたが、全体を撮影する時に奇跡が…。雲を吹き飛ばして、富士山が顔を出してくれました。

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北海道組の皆様の思いが通じたようです!この後は、すぐに大雨になり皆様と共に忠ちゃんを後にしました。

ゆっくりお話し出来ませんでしたが、またお会いする日を楽しみにしております。
本当にお疲れ様でした。

そして今回も参加された皆様、お疲れ様でした。来年5月にまた、お会いしましょう!
けんいち様、お兄様もありがとうございました。