以前より私の知り合いで、某路線バスの運転手の方より「同じ顔のオープンがいるけど知り合い?」と問い合わせが…。地元で走っている時に遭遇したことが無く、半信半疑でしたが、ついにその真実が明らかに!

息子の同級生の方の自宅前に、パブリカを良く見掛けるとの情報があり、某日来てるよとの連絡が…。偶然にも休みだった為、すぐにパブリカバンを出動したのは言うまでもありません!漸く出会えたのがこちらの車…↓
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昭和39年式の700コンバーチブルで、色はオリンピック・ホワイト。トルクチューブ無しの3型で、扇形メーターにマイナーチェンジされたコンバチになります。では、ディテールを見て行きましょう!

外装はオールペイントを受けるも、ビクトリー・レッドが多い中、元からオリンピック・ホワイトという希少カラーの生き残り。現オーナーが、乗り続けてきたワンオーナーカーです。ホイールが最近のテッチンマルチホイールになっておりますが、全体はオリジナルの雰囲気を残した現代の路上でも快適に走れる仕様になっております、バンパーのナンバーブラケットが無い状態ですが、グリルにナンバーを取り付け、幻と言われている第3回日本グランプリのJAFバッチが取り付けられています。ライトは最近の明るめの物に換えられていますが、安全の為のモディファイです。

次にエンジンルーム↓
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足回りは社外のショックに交換され、オルタやイグニッションコイル、マスターシリンダー等にはオーナーの好みが反映しており、快適仕様に…。また、元々燃焼式ヒーター付きでしたが、現在は外されておりヒーターレス、その名残がヒューズボックス(搭載時、蓋が取りやすいように角度が付いている)に見て取ることができます。特徴的なエアクリーナケースはオーナーのオリジナル、セントラル自動車のコーションプレートやアルミの調整数値プレートももちろん健在です!

サイドから見ると↓
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幌は張り替えられておりますが、ブルーの色がお似合いですね。ハイマウントストップランプが装着されてますが、これも安全性を重視したモディファイです。マッドガードは前後外されてますが、バックアップランプ、アンダーモール等はしっかり残されております。

特徴あるパーツは↓
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当時物のオリジナルミラーです。スモークグレーの鏡面には、剥離が見られますが、台座のゴムは健在です!画像にはありませんが、サイドマーカーランプも当時物が付いており、好感度バツグンです!

内装は↓
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ガラス越しの為見えにくいですが、オーナー様は昔から乗っているだけあり、当時の状況を良くご存知です。それ故に、貼り換え無しのシートや内貼りは必見ですし、三角窓のゴムや点火時期調整のステッカーもそのままです。本当、良いパーツが残っているんですよね~。コンバチは、レストア時に失われていくパーツが多いのですが、流石は拘りのワンオーナーカーでしたよ。

最後は、お決まりの2ショットです!コンバチ+バンはかなり珍しいですね。
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この後、オーナー様と連絡先を交換し、次回ゆっくりお会いすることを約束しました。ワンオーナーカーだけに、色々なエピソードが伺えると思いますよ。

忙しい中、突然にもかかわらずご対応いただきましたオーナーのK様、楽しい時間をありがとうございました。また、情報をお寄せいただきました皆様、いつもご協力ありがとうございます。

余談ですが、私のバンをコンバチのK様はご存知でした。以前走行中に見掛けていたと…ニアミスだったのですね、ビックリ!

さて、間もなく10月に突入、エントリーするイベントは決まりましたか?

忠ちゃんはもちろん参加かと思いますが、その他のイベント参加はいかがでしょうか?