先日は、我が家のパブリカバンのことをご紹介させていただきました。
自分色に染めるなんてカッコイイ言葉を並べてしまいましたが、このブログのタイトル通り、
わたくし好みのパブリカバンに仕立て上げる=こだわりの一台にするのが楽しみな訳でして…。
ここからは、少しづつ変化をしてゆくパブナナバンをご覧いただきたいと思います。
 
第1幕は、燃焼式ヒーターの装着に挑戦!です。
 
まずはエンジンルームの状況から…。
 
この時のパブリカバンの仕様は、クールファン付きのデミコンヒーター(UP10用)で、前オーナーが苦労して
取り付けた一品です。更にその前はシュラウド式ヒーターが付いておりましたが、寒さと匂いに耐えられず、付け替えを決意したそうです。しかし、物足りなさを感じたわたくしは、さらに上を目指し、燃焼式ヒーターにチェンジすることを計画します。
 
因みに、パブリカの燃焼式ヒーターの取り付けは、バルクヘッドに取付け部のプレスがあり、ボルト止めする部分にはポンチが打たれております(運転席側のアクセルロッドブーツ左上)。
 
なお画像では、エアクリーナケースの上にバッテリーホルダーがありますが、これも貴重なパーツで
本来、UP20の41年式初期頃までは、バッテリーホルダーのステーを止めるナットが六角ではなく、
ウイングナットになります。残念なことに、このパーツは付け替えられていた為、手持ちのストックと交換
、オリジナルに戻してやります。
 
 
イメージ 1
 
ちなみに室内側は、クーラーのような吹き出し口が素敵であります。
 
イメージ 2
 
 
画像で見るとエンジンルームはすっきりしておりますが、やはりあの若竹色の細長い筒がないとエンジンルームが映えません…。
 
しかしながら、パブリカ用の燃焼式ヒーターは、トヨタスポーツ800用と取り付け方法が異なりますので、
ボルトオンとはいきません…。当然、ドナーはパブリカの燃焼式ヒーター装着車となり、全てのパーツが
揃っている状態でなければ稼働させることは出来ません。勿論、メンテも必要ですが…。
 
そこで、ドナー探しとなりますが、寒冷地向けのオプション品ゆえ、簡単に見つかる訳もなく、苦戦を強いられます。仮に見つかったとしても、取り付け方法を確認しなければなりませんので、パーツ単体では難しいです。
 
そこで…何台もの車を見て、やっとの思いで手に入れた車両がこちら
 
イメージ 3
 
 
この状態で手に入れなければならない理由があります。
この続きは、次回に…。