1943年1月19日、米テキサス州。
ジミ・ヘンドリックスとほぼ時を同じくして現れ去っていった、女性初の本格ロック・シンガー「ジャニス・ジョプリン」が誕生しました。
彼女の目指していた音楽は、ただのロックにとどまらず、ブルース、カントリー、R&B、ジャズなどをミックスした、まったく新しいサウンドでした。
そのため、幾度となくバンドのメンバーチェンジを繰り返し、常に孤独と闘いながら、愛に飢え、酒とドラッグに溺れて、最後には理想のバンドを結成し、名作「パール」を残しながら、日の目を見る前に享年27歳という若さで、この世を去っていきました。
生前、彼女がステージに持ち込むほど、愛したお酒があります。
その酒の名は「サザンカンフォート(南部の喜び)」。
このお酒は、アメリカ産の、桃、オレンジ、レモンなどの果実とハーブを原材料に製造されたリキュールです。
1878年にニューオーリンズで作られはじめ、1889年にメンフィスで確立されました。
ジャニスが愛飲した頃は、比較的高いアルコール度数(約50度)で製造販売されていましたが、徐々に下げられ、2004年のリニューアル以降は日本国内においては21度のものが販売されています。
アメリカのアルコール販売事情からどんどんと度数が下がって21度になったのでしょう。
アメリカでは21度を超える、いわゆるハードリカーと呼ばれるモノは、専門の酒屋さんでないと販売出来ないようです。ビール、ワインなどは普通にスーパーで売っているのですが、21度を超えるモノは置いていないそうです。
また、当初はバーボン・ウイスキーがベースになっていましたが、現在ではスピリッツをベースにして製造されています。
飲み方としては、ストレートやロックでもいけますが、トニックウォーターとの相性が抜群です。
甘さを抑えた、レモン+ソーダも美味しいです。
彼女には遺書が有りました。
「(自分が死んだら)火葬にして、灰を太平洋にまいてほしい」
そしてそれは守られました。
彼女の魂は今も海を彷徨い、海に面していない故郷へたどり着くことはありません。
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