バクの命への返事がきました。



Unfortunately, I would recommend euthanasia



バクの1本残った後ろ足。これはおそらく治癒する事はないだろう。

関節は常に動かす部分だから簡単には直らない。万が一直ったとしても

とても時間がかかる。


元々3本足と言うだけでものすごいハンディキャップだ。
後ろ足にかかる負担は相当なもので、近い内に必ず関節炎を引き起こす。
そうなると止む事のない痛みの中で生きていく事になる。
それは鹿にとって到底フェアではない。

仮に数カ月かけて直ったとしてもその頃にはバクはすっかり野生を失って

いるだろう。

即ち、元の世界には帰れないと言う事だ。

狭いバーンの中で生きていくしかない、という事だ。それはしてはいけない。

眠らせてあげなさい、と。



何があっても動物の安楽死には反対のporkchop
どんな事があっても絶対に、死ぬまで安楽死を考える事などない。
そう信じていました。その彼がバクの死を決断しなければならない。

他の誰にも出来ないのだ。



私は、死にたいと考える動物はいない、と思っています。
でも、もしかしたらバクはもう歩けない、走れない。立ち上がる事さえできない。
それをとっくに知っていたのかもしれない。
絶望の中で死にたい、と思っているのかもしれない。

何だかよく分からなくなってきた。


動物の声が聞こえない…




続きます。


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バクの安楽死を1度は決心したporkchopですが、やはり決心は揺らぎました。

どうしても嫌だ、と考え直した様です。


獣医さんにもそう伝えました。そして先生を拝み倒し、週に1度往診してもらう事になりました。


傷口の消毒、薬を塗って包帯を変えて抗生剤と痛み止め投与。

バクはまた少し元気になった様に見えました。


ある日の朝、いつもの様に彼がバクにご飯をあげている時、いつもは閉めておくバーンの戸をうっかり開けっ放しにしてしまった事がありました。

隣の部屋ではジェームスが朝ごはんを待っていました。


porkchopが一瞬目を離したすきに、何と!バクはジェームスの足元まで

移動していました。
わずか数メートルの距離。でも、あの足で這って行ったなんて!

バクはじっと待っていたのだ。porkchopが自分に背中を向ける瞬間を。

ジェームスは“何だ?こいつ”って顔…
あわててジェームスを押し出し、何とかバクを元の場所へ。


そして翌日、先生の往診の日。
最後通牒を突きつけられました。
残った一方の後ろ足はおそらく腱が外れてしまっている。

もう血は流れていかない。
放っておけばいずれ膝から千切れる。


これ以上は無理だ、と。医者としてこれ以上は出来ない。

なぜならこのままこの子を生かしておくのは
動物を虐待する事だから、と、言われました。


もう先生は助けてくれない。薬も飲ませられない。包帯を変えてあげる事も

出来ない。
傷口からばい菌が入って感染症にかかるのが関の山だ。

どうしよう…

もう何も出来る事はない様に思えました。


でも、それでも彼は諦めない。

探しました。オンタリオで無理ならどこか他で。医者がダメなら他の誰か。

誰でも良い、誰か!!!


Nova Scotia のとある野生動物保護施設。そこでは獣医師が傷付いた野生の鹿の手術もする、と聞き
連絡を取り、話をしたところ、バクの傷口の部分の詳細な写真を送る様に、

と言われ、すぐに何枚か送り、その施設の獣医師からの返事を待つ事に。

が、おそらく見込みはないだろう。小指の爪の半分の望みもないだろう。
そしてここで断られたらバクの命の火は消える。
それが運命なのだろうか…


続きます。



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去年のクリスマスの翌日に保護した鹿のその後のお話です。

少し長い文章になります…


先日保護した鹿のバクちゃん。切断した脚は傷口も徐々に直ってきています。

少しづつ食べる様にもなりました。

が、何度目かの獣医さんの往診でもう一方の後ろ足も傷付いている事が

判明。

それも関節の部分。とても大事なところ。どうやら腱を傷つけているらしい。


今回はさすがに先生に言われました。

希望はないよ、と…動物の声を聞く様に、と…

即ち、安楽死を考えなさい、と…



その日は一応テープでとめる応急処置をしてもらいました。


その後、ふたりで話をしました。私は今度ばかりは安楽死に絶対反対、

とは言えなくなりました。

確かに3本足で生きている鹿はいる。youtubeにも映像があるらしい。

殆どは前足を1本失くした子ですが。


鹿がぴょんぴょん飛び跳ねてあんなに早く走れるのは後ろの脚力があるから。

その脚が2本ともないんだよ・・・

走る事はおろか、歩く事も立ち上がる事も出来ないんだよ。

それでも生きろって言うの?




これがもしうちの猫達だったら例え足4本とも失くしても私が面倒をみる、

最後まで。

ご飯を食べさせて、(Θ_Θ)y’sもさせてあげられる。

身体を綺麗に拭いて膝の上でブラッシングもしてあげるよ。

何より、他の兄弟達とずっと一緒にいられる。


野生の鹿とうちの中にいる猫達と、一緒には考えられない。

おんなじ命。命の重さは同じ。でも、まったく同じ様に接する事は出来ないと思う。




でも、それでも生きながらえさせる、というのが彼の結論です。

いわく、“君が両足を失ったら僕が車いすを押してあげるよ。どうして鹿だと

だめなの?”と。

私は“quality of lifeは考えなくていいの? ただ生きているだけでいいの?”と

言いました。


でも彼は私の言う事も医者の言う事も動物好きの友人の言う事も聞きません。
誰の言う事も聞きません。



その彼の考えを変えた人がいました。

アメリカ人で子鹿の保護をしている92歳の女性。彼女は60歳の時にその保護施設を立ち上げ、今も現役です。32年間の経験から話す言葉は重い。


彼女いわく、鹿は犬や猫とは違う。野生動物のラクーンやヤマアラシとも違う。

人間になつく事はもちろん、慣れる事も絶対にない。

食べて走って身を隠すのが鹿の1日。過去も未来も考えない。

今だけを思って生きている。即ちうちのバクはどうにかしてここから逃げ出そう、

と、それだけを考えて生きている。


今はまだいい。逃げられる、と思っているから。

でもいずれ現実を知る時が来る。後ろ足が2本ともやられていてもう逃げ出す事は出来ない、と。

その時、鹿のspirit=精神が死んでしまうのだ、と。

絶望の中で出来る事はただ食べる事。

それを悟った時に鹿の精神は死ぬのだ、と。

それでもなお生かしておくのか?と。




彼女の“あなたはその鹿のspiritを殺すのだ”という一言で彼は自分のかたくなな

信念を変えました。

生まれて初めて動物の安楽死を決心しました。

いや、決心したはずでした…




続きます。




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12月のある朝。ドーンという重い音を聞いた。大きな花火の様な音。

あ、銃声だ、と思った。



うちの近くにはハントキャンプがある。きっとハンターだ。

でも、銃を使ってのハンティングは11月初めの1週間だけのはず。

おかしいとは思ったけれど、バカな奴はいつでもいる。


大体、この辺りでは子供まで親に連れられてハンティングに行く。
今日の鹿は大きかったとか、熊を打ったとか学校で自慢話でもするんだろうか?

シーズン中は、親と一緒ならハンティングに行くからという理由で学校を休むのはOK、というから開いた口がふさがらない。

バカな親と動物を殺して遊んでる暇があったら公式のひとつでも覚えろ怒


だからお前ら頭悪いんじゃー!



あ、今さら何ですけど、私、基本、かなり毒舌です。お気に障ったら

ゴミンナサイ反省




その数日後。

porkchopが郵便配達のおばちゃんからとんでもない話を聞いて来た。

うちの2軒先の家。と言っても歩いて15分はかかりますが、そこのご主人が亡くなった、と。

病気だった訳でも事故にあった訳でもない。

自殺だった、と。私はそこのご夫婦には1度しか会った事はないけれど、かなりショックだった。




噂では大酒飲みで暴力をふるう事もしばしばだったとか。
その夜も飲んだあげく派手な夫婦喧嘩をして、

奥さんは自分の母親の家へ行ってしまったらしい。


翌朝ご主人は1人で死んだ。自分の猟銃を使って。


残された家族、奥さんと息子さんの事を思うとやり切れない。

今頃どんな気持ちで暮らしているんだろう。

家には帰って来ていない様だ。帰って来たくもないだろう。




もし、彼の手元に銃などなければ。
もしかしたら彼は今も生きていたかもしれない。
私達の日々の暮らしの中に銃などいらない。



あの朝、私が聞いた銃声はハンターではなく、このご主人が自殺した時のものだった様です。


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mackerelはグレーのトラ猫。とってもカワイイ女の子。2007年に4匹の兄弟と一緒にうちの家の前に捨てられていました。段ボールの箱の中で生まれたばかりの子猫が5匹、ぴったり身体を寄せ合っていました。3時間おきにミルクを飲ませ、一生懸命育てました。そして全員元気に大きくなりました。



先週、そのmackerelが頻繁にトイレに行くのに気付きました。どうやら(Θ_Θ)が出ないらしい。
laxatone(ヘアボール対処用のサプリメントです)を飲ませてみるも改善しない。病院で診てもらったら、おなかにかなり大きな(Θ_Θ)が溜まっている、という事で入院。点滴とお腹を緩くする薬で治療したけれど、それでも出ない。3日目になって、麻酔をかけてお尻から指を入れて出してしまおう!!という事になりました。

そのDRいわく、“私、指長いから大丈夫よニコニコ”って…

だったらさっさとそうしてくれればよかったのにむか2日も無駄にしちゃったじゃん!!

でも仕方がない。全てお任せして、結果、うまくいきました。

指長の先生がmackerelのお腹を空っぽにしてくれました。良かったぁにこ


飲み薬と、繊維たっぷりの療法食をもらって家へ帰って来ました。


mackerelはとても神経質な子。
3泊4日の入院生活は辛かっただろうなぁ…
案の定、家でも食べない。少し脱水もしてきてる。
そうなるとぱんぱねこの出番。そう、鬼母の強制給餌開始なのだ!!?!



案外おとなしくご飯を食べてくれる子も中にはいます。が、この子は全くダメ。

暴れまくり、逃げまわる。

終わる頃には私のエプロンにも服にもえさが飛び散り、何か、ネコ缶臭い自分…



この子はね、文字通り私が育てたの。だから私にとてもなついていて、私の事が大好きだったの。
って言うか、私の事を本当の母猫と信じているんじゃないかって思えるくらい。
いつも走り寄って来て、私の胸にジャンプして来て。抱っこしながら部屋のお掃除とかしてたの。

なのに…薬飲ませたり、点滴したり、無理やりご飯食べさせたりするもんだから、もう、近寄ってもくれない。じーっと、うさんくさそうな目で私を見ている。

こっちだって好きでやってるんじゃないのに。何よ怒り



こうしてあんなに可愛がっていたこの子にも嫌われてしまった。ったく、損な役回りだよなぁ…


porkchopはこんな目に会う事はないの。だって、あの人のやる事って、猫なで声出して抱っこしたり、ブラッシングしたり、美味しい缶詰のご飯たらふく食べさせたり、要するに甘やかしてるだけだから、

猫達に嫌われる事はない。ふんsssどこまでもムカつくあのオヤジ…


今日になってmackerelは少しだけど自分でご飯を食べ、ちっちゃい(Θ_Θ)もしました。

良かったぁ…ほっ

でもさ、その、上目づかいでじーっと見るの、止めてくれない?




矢印離乳食の頃。みんなちっちゃくてネズミみたいだったなぁ…(≧▽≦)




矢印そして現在のmackerel ちょっとおすまし。可愛いでしょ(^ε^)♪









年末年始、日本以外の国で暮らしているとことのほか日本が恋しくなります。

お正月って雰囲気、ないものね、ここは…

年が明けて何日もたってしまったけど、ちょっと去年を振り返っておこうかな。

あんまり良い年じゃなかったけど…はぁ



1月に猫のhopeが逝ってしまい、あんまり幸先のいい出だしではなかった。
でも、2月にはporkchopの仕事がうまくいって引っ越しが実現。

3月から少しづつ荷物を運び始めた。

ようやく牛達と同じ場所で暮らせるようになって嬉しかった。


そして4月。悲しい春だった。私の大事なskyletが逝き、porkchopの小鳥のchipperが逝き、

そして私のママ。最愛の母を亡くした。今でも毎日心の中でママに語りかける日々。

親不孝な娘だったと後悔しきりだ。


5月には猫のずーこが突然死んでしまった。



新しい家族も増えた。7月にはjunoが来た。8月にはbambiが。

モノクロブー2も2頭。前足を怪我した山嵐を保護し、チキンスープになる予定だった雄鶏1羽

と、年をとって卵を産まなくなったからという理由でやはりチキンスープの運命の雌鶏2羽を引き取った。

うちの鶏小屋は豚達に占領されてるので、急きょ物置を改装して鶏小屋を作って。(注意もちろんご近所のおじさんを拝み倒して作ってもらった、という事です。porkchopはまともに釘1本打てませんから!



そしてクリスマスの翌日、裏庭で後脚を怪我して、血を流している鹿を見つけた。
動く事が出来ずうずくまっていたけれど、私達の姿を見ると懸命に逃げようとした。
左膝から下がブラブラしている。走れるわけがない。

獣医さんに連絡を取って無理やり来てもらった。(注意この日はBoxing Dayという休日。こういう日の往診なんて正直、お支払いが恐ろしい…)

ま、取り敢えずその場で脚、切断。おそらく車にはねられたのだろう、という事です。それ以来、JamesとElsyのバーンの片隅で世話しています。

最近ようやく少し食べる様になって来ました。やっぱり杉の木の枝とか食べるのね、しかって…



この子はwildlife sanctuaryには連れて行けない。ああいう施設では傷付いた野生動物を保護してくれるけど、必要な治療をして野生に返す、というのが条件。
3本足の鹿はもう野生の世界では生きていけない。かといってお金のかかる手術や治療などはしてもらえる訳もない。即ち安楽死させられる。


せっかく助かった命。何とか生かしてあげたいと思っています。
この子は男の子。オスの鹿をbuckと言います。その響きからバクちゃんと名前を付けました。
本当は野生動物の鹿を保護するのはいけないの。
でも、歩けないこの子を放っておく事は出来ない。もしかしたらこの子は3本足で生かしておかれる事を望んではいないかもしれないけど…


そして最後の最後になってpetieが旅立った。petieの灰は名前が刻印された綺麗な木箱に入れられて返ってきた。ずーこの隣に置いて“お帰り”と声をかけた。



悲しい事の多い1年だったけど、それでも支えてくれる友人たちがいてくれる、という事に感謝です。

いつも私のブログを読んでくれるみんなに感謝です。



これまでありがとう。そしてこれからもどうぞよろしく






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peterは2005年に弟のwendyと一緒にうちの子になりました。

はるばる千葉県から北海道へ。

いつもpetieと呼んでいました。

そして3~4年たった頃、病気になりました。

口内炎。口元にほんのちょっと触れただけでものすごく痛がる。

病院へ連れて行って、薬を飲ませて。でも一向に良くならない。

単なる口内炎ではないかも?という事で血液検査などの結果、自己免疫疾患です、という診断。

…って、何それ?



人間にも動物にも免疫がある。自然治癒力とでも言うのかな。

だからちょっとくらい風邪をひいたり怪我をしてもまた元気になる。

免疫が身体の中に入り込んだ悪者を退治してくれるから。


petieの場合、この免疫が問題でした。対象物は歯。

自分の体の1部である歯を、自分の体自身がどういう訳か異物とみなして攻撃してしまう。

これはかなりやっかいです。

抜本的な治療法は抜歯。

でも、これにはさすがにひるみました。まだ若い猫の綺麗に揃った歯を治療のためとはいえ全部抜いちゃっていいの?petieはそんな事望むだろうか…

考えた末に対症療法を選びました。ステロイドを飲みながら病気と付き合っていく、という事です。


それ以来薬を飲み続けました。3か月に1度血液検査で腎臓の具合を見ながら。
petieの歯は次第に抜けていって、最近ではたった4本だけになってしまった。


ここ数カ月は点滴と強制給餌で何とか命をつないでいる様な状態でした。

心臓の強さがpetieを生かしていたのだと思います。

ガリガリにやせ細って、終いには点滴の針がなかなかうまく入らなくなって。

毛も抜けて、骨が見えるほどの痛々しい姿になってしまいました。


朝、いつもの様に猫達の家へ行くと、petieは床の上で横向きになっていました。
とうとう死んでしまった、と思った。
でもまだ息はあり、毛布の上に静かに寝かせて様子を見守りました。
身体はひんやり冷たく、ゆたんぽで温めながら。

petieはその後数時間も頑張り、夜中にそっと息絶えた様です。


この子がもう長くはない事は分かっていた。夏頃からいつその時が来てもおかしくない、とそう思っていた。出来る事を全部してあげようと決めていた。

覚悟は出来ていた…はずだった。

でもやっぱり死なれてしまうと痛い。


実は4月にlove birdchipperの頭を食いちぎったのはこの子です。

petieには“虹の橋を渡ってchipperに会ったら、ゴメンナサイと謝って、今度はchipperの事をずっと守ってあげるんだよ”と、言いました。


2013年、12月29日、深夜、petie永眠。


思えばこの子は病気と闘うために生まれて来た様なものだ。

病気に勝つ事は出来なかったけれど、この子が負けたとは思えない。

ものすごく頑張った。私達の考える限界をはるかに超えて頑張った。



もう薬も点滴も無理やりご飯食べさせられる事もないから。
ゆっくり眠りなさい、ぴーちー。


ふぅ…悲しい年末でした。

今年は良い事の方が多いといいなぁ…





上 ↑こっち クリック元気だった頃のpetie  向かって右側のグリーンの目の子です。

弟のwendyと一緒です。



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前記事でもちらっと触れた様にうちのだんなさんは車の運転が出来ません。

なので我が家の運転手は私だけ。先日、Kingstonという少し大きな町へ出掛けました。うちからは1時間くらいの場所。

いろいろ用事を済ませて夕方帰宅。

と、家の前に車が止まっている。白と黒のバイカラー。車体にOPPの文字。


ゲッ!サツだ!

そうです。パトカーです。

え~っ!今度は何はてな ちなみに前回の事件はこちら


すかさずporkchopが出て行く。と、そのおまわりさん、“あんたは引っ込んでて。

それ以上、近付くな!
と、キッパリ。やだーっ!!!怖いっ!!!


いわく、“あなたの運転に対してクレームの電話があった。too slow & wobblyだと。酒でも飲んでんじゃないか。もしくは薬でもやってるかもしれないと”

要するに私の運転がものすごくのろのろで、不安定にウロウロしていた、という事らしい。もう、唖然・ボー然…は?なんですってはてな


あの、私、制限時速守ってますから!!?!ウロウロって、蛇行運転でもしてたってのはてな
パラリラパラリラ…いや、そうじゃなくて!!?!


よりによって飲酒運転なんて!!私、一滴でも飲んだら絶対運転はしない。

これだけは固く守っています。その上、薬って…コカインか何かの事言ってんのはてな

トロント市長じゃあるまいし!!


お酒飲んでます?飲んでませんビックリ

あ、そう。分かった。って、物分かりの良いおまわりさんだこと!!


だけどさ、道路走っててちょっとスピードの遅い車がいたらその場で

電話するわけ?
あいつ、トロイからとっ捕まえてくれって?


確かにこの国のドライバーからすればスピード遅いわよ。だって、制限時速守ってますから!

とっとと追い越していけばいいじゃん!すれ違いざまにクラクション鳴らされるのも怒鳴られるのも、
とっくに慣れましたから!


ここでは初心者だからね、注意しながら走ってんのよ!
曲がるとこ間違えることだってある。それで、“ウロウロすんな、酒飲んでんじゃねーのか”って…

ったく!…ヒマなキャナダ人め!


みなさま、運転にはくれぐれもご注意…はぁ


何だかちょっと嫌になって来たわ、カナダ 日本へ帰りたいよー。えーんkonatu


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しばらくほったらかし状態でした。ゴミンナサイ…




古い話で恐縮ですが、

先月11日、remembrance day 私、またやってしまいました…またもやOMG !!

そう、ぎっくり腰AGAIN!!!


あ、歩けない…ううっ

でも、その日、どうしてもどうしても!!獣医さんに行かなきゃいけなかったの。

ジュノ連れて。

涙出そうだった、こんな身体で運転なんて。

こんな時免許持ってない相方って何の役にも立たんわ!!大体車の運転なんて

本来男の仕事だろが爆弾

ったく!!私が死んだらどうやってこのド田舎で生きて行くんだろ、こいつ。

ま、知ったこっちゃないけど。



それにしても今回はひどかった…翌日からまる2日寝たきり。本当にベッドから起きられない。歩けないのよ、全然ビックリ
おトイレもはって行ったくらい。まったく情けないったらありゃしない…涙

猫達の世話もなーんも出来なくて。

その分自分の仕事が増えたもんだからporkchopにはぶつくさ文句言われるし。

こんな痛みに耐えてるのに、何よビックリ
可哀相な妻をいたわってやろう…とかいう気はないわけ?


ちょっと、ご飯持ってきてくれるのは良いけどさ、
このパスタ茹で過ぎビックリ延びきったうどん状態じゃんビックリ


は?文句言ってんじゃねー!って…


くっそー!元気になったら絶対お前の歯ブラシでトイレ掃除してやるっ!








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今日の話もかなり重い。スルーして良いよ…




動物病院の待合室でmidnight の尿検査の結果を待っていたら、
猫を1匹連れて女の人が二人入って来た。キャリーケース越しに見えたその子はクリームと白の長毛種。“わぁ、綺麗な猫!ゴージャスだなぁ”
と思って見ていたら飼主さんの1人が泣きだした。何か受付けで話しているけど、私には聞き取れない。
聞き耳を立てていたporkchopが、“あの猫、安楽死させようとしてる。行って良いか?”と聞くので、
“うん、助けてきて!”と言いました。


彼が二人のそばへ。“ゴメンナサイ、聞こえちゃったんだ。その子どうしたの?”

“8日間もご飯を食べない。だから安楽死させることにしたの”

“家には26頭猫がいる。エイズを持ってる子もいる。今も1頭、死にかけてる子(peterの事です。この子の話はまた後で)の世話をしている。

良かったらその子をうちに預けてくれないか?責任もって最後まで面倒みるよ。

もちろんお金なんかいらないよ”

“ありがとう。でももう決心した事だから。この子は安楽死させるわ”




今日、こんな事がありました。



動物だって病気になる。例え検査をして、診断がついたとしても完治するかどうかは分からない。治療は辛いだろう。その子は苦しい思いをするだろう。

そして動物病院の費用はとても高い。




つい2週間前にもjunoの具合が悪くなり、嘔吐が止まらないので病院へ行った。
あいにくその日は日曜日。以前お世話になっていた先生に連絡を取って、急患扱いで診てもらえたけど、費用は通常より高く、X線やら点滴やら投薬やらで$370

今回もmidnightの血液検査、尿検査、レントゲン、お薬処方などでやっぱり

$400くらい。

正直、ものすごくキツイ、このお値段。

とにかく動物を病院に連れて行くと診断料と言う事で$60は必ずかかります。

例え1分でも獣医師に診てもらうという事は専門家の意見を有難く拝聴する、

という事でただという訳にはいきません。




話がそれました。



あの猫の飼主さんは泣いていた。あの子はキャリーケース越しからでもとっても可愛く、ミャオ~と小さく鳴いてはいたけれど、例えば家のpeterよりはるかに元気そうに見えた。

そして安楽死させる理由が8日間食べないから…って。

確かに猫は3日も食べずにいると肝臓に影響を及ぼす。いわゆる脂肪肝と言われるもの。

命取りにもなりかねない。

でも、食べなかったら食べさせなきゃダメでしょ?

猫は、“食欲ないけど、頑張って食べよう”なんて思ってくれないんだから!


この8日間、あの人達はあの子にどれだけの事をしたんだろう…

獣医に$200払って自分の腕の中で安楽死させて、こうするしかなかったの…って、お涙ちょうだいのストーリー?ただ食べないから?検査にも治療にもお金がかかるから?




何か間違ってませんか?



安楽死なんて最後の最後の手段だよ。

この国に来てから、犬や猫の飼主さん達と話をする事もあるけど、とてもたくさんの人が

I had to put my dog/cat down…” (犬/猫を安楽死させなきゃならなかったの…)

って、悲しそうに言うのを聞いた。

本当に数えきれない位たくさんの人がそう言うの。当たり前みたいに。

その度に“お気の毒に…”とは言うけれど、内心は

それ、違うんじゃない?っていつも思ってた。




動物の安楽死。どう思います?病気になったり怪我をした動物達は死にたいと思っている、と思いますか?


またも自分達の無力を痛感した1日でした…konatu





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