エグゼクティブ・デシジョン(カート・ラッセル,ハル・ベリー,1996年)は-
 оカート・ラッセル(176cm,1951年3月17日(70歳))
 -主演。
 оハル・ベリー(165cm,1966年8月14日(55歳))
 -共演。
 оスティーヴン・セガール(193cm,1952年4月10日(69歳))
 -出演。
★エグゼクティブ・デシジョン(カート・ラッセル,ハル・ベリー,1996年)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エグゼクティブ・デシジョン
Executive Decision
監督:スチュアート・ベアード
脚本:ジム・トーマス
ジョン・C・トーマス
製作:ジョエル・シルバー
ジョン・トーマス
製作総指揮:スティーヴ・ペリー
出演者:カート・ラッセル
ハル・ベリー
ジョン・レグイザモ
オリヴァー・プラット
ジョー・モートン
デヴィッド・スーシェ
スティーブン・セガール
音楽:ジェリー・ゴールドスミス
撮影:アレックス・トムソン
編集:スチュアート・ベアード
ダラス・プエット
フランク・J・ユリオステ
製作会社:ワーナー・ブラザース
シルバー・ピクチャーズ
配給:ワーナー・ブラザース
公開:アメリカ合衆国 1996年3月15日
日本 1996年10月26日
上映時間:134分
製作国:アメリカ合衆国
言語:英語
製作費:$55,000,000
興行収入:$121,969,216
『エグゼクティブ・デシジョン』(Executive Decision)は、1996年のアメリカ映画。本作のタイトルの意味は“最終決断”。
制作はアクションやSF作品のヒットメーカーとして知られるジョエル・シルバー。
あらすじ
アテネ発ワシントンD.C.行きのジャンボジェット機、「オーシャニック航空343便」がテロリストたちにハイジャックされる事件が発生。テロリストは、指導者の釈放を要求。しかし、リーダーの真の狙いはワシントン壊滅にあった
軍当局は、持ち込まれた化学兵器がワシントン上空で使われる事を恐れ、ハイジャック機撃墜の検討に入った。そんな中、軍事技術研究員からの提案で、テロリストの制圧と乗客の救助を目的とした軍の特殊部隊が空中からジャンボ機に乗り込む作戦を決行する
エピソード
本作は、日本ではカート・ラッセルとスティーヴン・セガールがメインキャストとしてクレジットされているが、一連のセガール出演映画とは一線を画す内容となっている。その為、国内版を除く全ての海外VHS・LD・DVD版や全世界Blu-ray版のパッケージにはセガールの顔はプリントされていない。(しかし、『その男ヴァン・ダム』の劇中では映画ファンがこの作品を「セガール映画」とみなしているシーンもある。)
元々セガールは映画デビューから、特に90年代は主役以外で映画に出演することはなく、本作が初の脇役出演となっている。主役ではない以上、セガール映画ではないといえる。
人並み外れた能力を秘めているであろうセガール演じる特殊部隊隊長が、作戦早々に不慮の事故で死んでしまい(明確に死亡する場面が描かれる訳ではないが、まず生存の可能性は無いシチュエーション)、残された隊員たちの困惑と決死の作戦遂行を描くという、セガールがいつも通り大した困難もなく敵をぶちのめし大暴れするであろうと思っていた観客のミスリードを狙った演出となっている
映画の最後でカート・ラッセル扮するグラントが、ハル・ベリー扮するジーンをアイスホッケーの観戦に誘うものの、「私は野球が好きなの」と断られてしまうシーンがある。撮影当時ハル・ベリーは野球選手のデビッド・ジャスティスと結婚しており、またカート・ラッセルは元マイナーリーガーである。
登場人物
フィル・デイヴィッド・グラント - カート・ラッセル
陸上情報部顧問。真面目な性格。
オースティン・トラヴィス - スティーヴン・セガール
陸軍特殊部隊の隊員。中佐。戦闘機から旅客機に乗り込むのに失敗をして高高度から転落死する。
ジーン - ハル・ベリー
キャビンアテンダント。ハイジャックされた際には乗客の身を案じる献身的な性格。
ラット - ジョン・レグイザモ
トラヴィスの部下。冗談を挟む性格。
デニス・ケイヒル - オリヴァー・プラット
軍事技術研究部所属。基本的に冷静だが度を越した非常事態では興奮し、トラヴィスを多数の仲間を助けるために見殺しにするなど非情な判断をすることもある。また医療に明るくなく、キャピーの気絶を死亡と誤認してしまうこともあった。
キャピー - ジョー・モートン
トラヴィスの部下。乗り込むときのアクシデントで脊髄を負傷する。その状態でありながらも専門的な作業から骨身を削りながら動き、一時は気絶してしまう。
ナジ・ハッサン - デヴィッド・スーシェ
ハイジャック犯のリーダー。冷酷で知られる。過激な思想の持ち主でもある。
ルイ - B・D・ウォン
トラヴィスの部下。
チャールズ・ホワイト - レン・キャリオー
国防長官。
ベイカー - ウィップ・ヒューブリー
トラヴィスの部下。
カーリル - クリストファー・マーハー
ナジの副官。ナジとは違い過激派ではなく、それなりに冷静で思慮深い。過激に走る思想を見せたナジに反抗したことでナジに撃たれて殺害される。
アーメド - グランビル・ハッチャー
テロリストの一人。
エル・サイド・ヤファ - アンドレアス・カツーラス
犯罪組織の指導者。
マヴロス - J・T・ウォルシュ
上院議員。ハイジャックに巻き込まれる。
サーロウ - チャールズ・ハラハン
将軍。
ウッド - ケン・ジェンキンス
将軍。
ジョージ・エドワーズ - リチャード・リール
航空保安官。
ジャック・ダグラス - ニコラス・プライア
国務長官。
ペリー - エドモンド・ブラウン
FBI捜査官。
アリスン
キャビンアテンダント。ジーンの同僚。婚約者がいる模様。しかし、テロリストと揉みあっているうちに頭をぶつけてしまい、死亡する。
ナンシー
キャビンアテンダント。ジーンの同僚。
キャスト
役名 :俳優 :日本語吹替
ソフト版 :テレビ朝日版
フィル・デイヴィッド・グラント :カート・ラッセル :佐古正人 :原康義
オースティン・トラヴィス中佐 :スティーヴン・セガール :玄田哲章 :大塚明夫
ジーン :ハル・ベリー :山像かおり :深見梨加
ラット :ジョン・レグイザモ :家中宏 :森川智之
デニス・ケイヒル :オリヴァー・プラット :伊藤栄次 :塩屋翼
キャピー :ジョー・モートン :稲葉実 :星野充昭
ナジ・ハッサン :デヴィッド・スーシェ :壤晴彦 :有川博
ルイ :B・D・ウォン :相沢正輝 :高木渉
チャールズ・ホワイト国防長官 :レン・キャリオー :石森達幸 :稲垣隆史
ベイカー :ウィップ・ヒューブリー :荒川太郎 :檀臣幸
アーメド :グランビル・ハッチャー :梅津秀行 :岩松廉
カーリル :クリストファー・マーハー :島香裕 :廣田行生
エル・サイド・ヤファ :アンドレアス・カツーラス :幹本雄之 :長克巳
マヴロス上院議員 :J・T・ウォルシュ :佐々木敏 :土師孝也
サーロウ将軍 :チャールズ・ハラハン :水野龍司 :堀部隆一
ウッド将軍 :ケン・ジェンキンス :峰恵研 :伊藤和晃
ジョージ・エドワーズ航空保安官 :リチャード・リール
ジャック・ダグラス国務長官 :ニコラス・プライア :島香裕 :長克巳
FBIペリー捜査官 :エドモンド・ブラウン :幹本雄之 :手塚秀彰
機長 :レイ・ベイカー :水野龍司 :廣田行生
副機長 :マイケル・ミルホーン :後藤哲夫 :西村知道
カテゴリ:
1996年の映画
アメリカ合衆国のアクション・スリラー映画
アメリカ合衆国のパニック映画
アメリカ合衆国のサスペンス映画
ハイジャックを題材とした映画作品
軍隊映画
航空機を舞台とした映画
プエルトリコで製作された映画作品
モービルで製作された映画作品
ワーナー・ブラザースの作品
シルバー・ピクチャーズの作品
ジェリー・ゴールドスミスの作曲映画

 -エグゼクティブ・デシジョン(カート・ラッセル,ハル・ベリー,1996年)は、
 о“製作費:$55,000,000”
 о“1996年のアメリカ映画”
 о“アテネ発ワシントンD.C.行きのジャンボジェット機、「オーシャニック航空343便」がテロリストたちにハイジャックされる事件が発生”
 о“リーダーの真の狙いはワシントン壊滅にあった”
 о“軍事技術研究員からの提案で、テロリストの制圧と乗客の救助を目的とした軍の特殊部隊が空中からジャンボ機に乗り込む作戦を決行する”
 о“元々セガールは映画デビューから、特に90年代は主役以外で映画に出演することはなく、本作が初の脇役出演となっている”
 о“人並み外れた能力を秘めているであろうセガール演じる特殊部隊隊長が、作戦早々に不慮の事故で死んでしまい(明確に死亡する場面が描かれる訳ではないが、まず生存の可能性は無いシチュエーション)、残された隊員たちの困惑と決死の作戦遂行を描くという、セガールがいつも通り大した困難もなく敵をぶちのめし大暴れするであろうと思っていた観客のミスリードを狙った演出となっている”
 о“カート・ラッセル扮するグラントが、ハル・ベリー扮するジーンをアイスホッケーの観戦に誘うものの、「私は野球が好きなの」と断られてしまうシーンがある”
 о“ハル・ベリーは野球選手のデビッド・ジャスティスと結婚しており、またカート・ラッセルは元マイナーリーガー”
 о“フィル・デイヴィッド・グラント - カート・ラッセル”
 о“オースティン・トラヴィス - スティーヴン・セガール”
 о“中佐。戦闘機から旅客機に乗り込むのに失敗をして高高度から転落死”
 о“ジーン - ハル・ベリー”
 о“キャビンアテンダント”
 о“ラット - ジョン・レグイザモ”
 о“デニス・ケイヒル - オリヴァー・プラット”
 о“基本的に冷静だが度を越した非常事態では興奮し、トラヴィスを多数の仲間を助けるために見殺しにするなど非情な判断をすることもある”
 о“キャピー - ジョー・モートン”
 о“ナジ・ハッサン - デヴィッド・スーシェ”
 о“ハイジャック犯のリーダー”
 о“アーメド - グランビル・ハッチャー”
 о“エル・サイド・ヤファ - アンドレアス・カツーラス”
 -という。(つづく)<記2022年5月29日>〈9,635Byte〉