バルカン超特急(マーガレット・ロックウッド,1938年)は-  оマーガレット・ロックウッド(1916年-1990年(73歳没))  -主演。 ★バルカン超特急(マーガレット・ロックウッド,1938年) 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 バルカン超特急 The Lady Vanishes キャサリン・レイシー、マーガレット・ロックウッド、マイケル・レッドグレイヴ 監督:アルフレッド・ヒッチコック 脚本:シドニー・ギリアット フランク・ラウンダー 原作:エセル・リナ・ホワイト 『The Wheel Spins』 製作:エドワード・ブラック 出演者:マーガレット・ロックウッド マイケル・レッドグレイヴ 音楽:ルイス・レヴィ チャールズ・ウィリアムズ 撮影:ジャック・コックス 編集:R・E・ダーリング 製作会社:ゲインズボロウ・ピクチャーズ 配給:イギリス メトロ・ゴールドウィン・メイヤー アメリカ合衆国 ゴーモン・ブリティッシュ インターナショナル・プロモーション 公開:イギリス 1938年12月25日 アメリカ合衆国 1938年11月1日 1976年11月13日 上映時間:97分 製作国:イギリス 言語:英語 ドイツ語 フランス語 イタリア語 『バルカン超特急』(バルカンちょうとっきゅう、The Lady Vanishes)は、1938年のイギリスのサスペンス映画。原作はエセル・リナ・ホワイトの小説『The Wheel Spins』。アルフレッド・ヒッチコック監督、マーガレット・ロックウッド主演。 目次 1 あらすじ 2 キャスト 3 メモ 4 ヒッチコックの登場シーン 5 脚注 6 外部リンク あらすじ ヨーロッパの架空の国パンドリカ。駅の待合所では雪崩の影響で列車が遅れ、出発は明日になる旨乗客に告げられる。乗客たちは仕方なく、駅前のホテルに宿泊することになる。そこでは客室が足りなくなりメイド部屋もあてがい、レストランでは食べるものも足りない。美しい調べのギターの弾き語りに耳を傾ける老婦人、それを邪魔するような上階からのクラリネットと民族舞踊。 翌日、列車は運行される。結婚前の最後の旅行を、友人二人と楽しむイギリス人女性アイリス。そんなアイリスが知り合ったイギリス人の老女ミス・フロイが、突然車中から姿を消すが、乗客も乗務員も初めからそんな老女は見なかったと口を揃える。さらに、同乗していた医師は、ミス・フロイは実在せず、アイリスが頭を打った後遺症で記憶違いを起こしているのだと断定する。ミス・フロイの実在を信じるアイリスは乗客のギルバートと共に列車内でミス・フロイを探し始める。 キャスト アイリス・ヘンダーソン - マーガレット・ロックウッド ギルバート - マイケル・レッドグレイヴ ハーツ医師 - ポール・ルーカス ミス・フロイ - メイ・ウィッティ トッドハンター氏 - セシル・パーカー トッドハンター夫人 - リンデン・トラヴァース カルディコット - ノウントン・ウェイン チャータース - ベイジル・ラドフォード 男爵夫人 - メアリー・クレア メモ 消えた乗客について主人公以外の人間が「そんな人間はいなかった」と口を揃えるというプロットは『フライトプラン』にも応用されている(『フライトプラン』には『バニー・レークは行方不明』との関連も指摘されている)。 この作品のマクガフィン(観客の興味を引っ張るストーリー上の「謎」)に関して、ヒッチコックは「ばかばかしいものだ」と言いつつ大いに気に入っていた旨の発言をしている(ヒッチコック=トリュフォー『映画術』)。 1979年にシビル・シェパード主演でリメイク(『レディ・バニッシュ 暗号を歌う女』)されている。 ノウントン・ウェインとベイジル・ラドフォードが演じたイギリス人の乗客二人は、1940年のキャロル・リード監督の『ミュンヘンへの夜行列車』(プロデューサーが本作と同じエドワード・ブラック)で、ほぼ同じ役で再登場している。その他の映画『夢の中の恐怖』(DEAD OF NIGHT、1945年)にも出演している他、日本では公開・発売されていない9作の映画にコンビで出演しており、またBBCで二人が出演するラジオドラマシリーズにもなった(Charters and Caldicott参照)。 なお、『ミュンヘンへの夜行列車』にはマーガレット・ロックウッドも、別人物の役ではあるが同作に出演している。 ヒッチコックの登場シーン エンディング近くのヴィクトリア駅で、黒のコートをまとってタバコをふかしながら通り過ぎるシーン。 アルフレッド・ヒッチコック アルフレッド・ヒッチコックのカメオ出演一覧 監督作品 1920年代 快楽の園 山鷲 下宿人 ダウンヒル リング ふしだらな女 農夫の妻 シャンパーニュ マンクスマン ヒッチコックのゆすり 1930年代 ジュノーと孔雀 殺人! エルストリー・コーリング スキン・ゲーム メアリー 第十七番 リッチ・アンド・ストレンジ ウィンナー・ワルツ 暗殺者の家 三十九夜 間諜最後の日 サボタージュ 第3逃亡者 バルカン超特急 巌窟の野獣 1940年代 レベッカ 海外特派員 スミス夫妻 断崖 逃走迷路 疑惑の影 闇の逃避行 マダガスカルの冒険 救命艇 白い恐怖 汚名 パラダイン夫人の恋 ロープ 山羊座のもとに 1950年代 舞台恐怖症 見知らぬ乗客 私は告白する ダイヤルMを廻せ! 裏窓 泥棒成金 ハリーの災難 知りすぎていた男 間違えられた男 めまい 北北西に進路を取れ 1960年代 サイコ 鳥 マーニー 引き裂かれたカーテン トパーズ 1970年代 フレンジー ファミリー・プロット テレビ番組 ヒッチコック劇場 関連作品 メル・ブルックス/新サイコ ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女 ヒッチコック 映画術 ヒッチコック/トリュフォー ヒッチコック/トリュフォー 家族 アルマ・レヴィル パトリシア・ヒッチコック カテゴリ: 1938年の映画 アルフレッド・ヒッチコックの監督映画 イギリスのサイコスリラー映画 イギリスのスパイ映画 鉄道映画小説を原作とする映画 ゴーモンの作品 イギリスの白黒映画  -バルカン超特急(マーガレット・ロックウッド,1938年)は、  о“1938年のイギリスのサスペンス映画”  о“アルフレッド・ヒッチコック監督、マーガレット・ロックウッド主演”  о“駅の待合所では雪崩の影響で列車が遅れ、出発は明日になる旨乗客に告げられる。乗客たちは仕方なく、駅前のホテルに宿泊することになる。そこでは客室が足りなくなりメイド部屋もあてがい、レストランでは食べるものも足りない。美しい調べのギターの弾き語りに耳を傾ける老婦人、それを邪魔するような上階からのクラリネットと民族舞踊”  о“結婚前の最後の旅行を、友人二人と楽しむイギリス人女性アイリス。そんなアイリスが知り合ったイギリス人の老女ミス・フロイが、突然車中から姿を消すが、乗客も乗務員も初めからそんな老女は見なかったと口を揃える。さらに、同乗していた医師は、ミス・フロイは実在せず、アイリスが頭を打った後遺症で記憶違いを起こしているのだと断定する。ミス・フロイの実在を信じるアイリスは乗客のギルバートと共に列車内でミス・フロイを探し始める”  о“消えた乗客について主人公以外の人間が「そんな人間はいなかった」と口を揃えるというプロットは『フライトプラン』にも応用されている”  о“マクガフィン(観客の興味を引っ張るストーリー上の「謎」)に関して、ヒッチコックは「ばかばかしいものだ」と言いつつ大いに気に入っていた旨の発言をしている”  -という。(つづく)<記2021年8月22日>〈6,774Byte〉