官能評価とは、人の感覚を用いた評価・測定のことで

特に、食品や化粧品などの分野での商品化の過程で

活躍している評価方法です。




食品や化粧品など、誰もが感覚を中心に評価している領域では、

機器を用いた評価・測定より信頼性があると、されています。





食品の場合なら、

実際に食べて、どう感じたか、

という五感の評価が基準になっているということですね。





しかし、その信頼性は、人の感覚ですから、

とても不安定な土台の上に成り立っている

といえるのですね。






そのため、「識別」など比較による差異を

評価しなければならない官能検査の場合では、

訓練された人間が評価を行うことになっています。





評価者になりたい人間にとって

その事実は、





訓練によって、差異は感じ取ることが

できるようになれるという、

今現在の能力に限定されない

実現可能性を期待させますし、





一定以上の訓練が必要であるという要求

とも、とりえるかもしれません。





また、その事実は

できる限りの客観性のために

評価者は訓練されている必要がある、

ということもいえるようです。






そもそも官能評価は何をやっているかといえば、

「認識・判断」をやっているので







「認識・判断のしくみ」を考えているとき、関連させて

官能評価そのものや「官能評価の手法」もあわせて考えると

それぞれの理解が同時に深まりそうです。







「官能評価の手法」と「認識・判断のしくみ」

シーソーのように展開していけたら・・・・・・・

なんて、考えています。