分譲賃貸が競売にかけられてしまった
2年ちょっと前から、都内某所の単身者向け分譲賃貸に住んでいて、
去年の中頃に、賃貸借契約を更新。
その直後に、裁判所からのお知らせキター
現在、物件落札者から６ヶ月の猶予をもって立退を迫られています
2021年7月 賃貸借契約更新
2021年8月 物件の競売が決定
2021年9月 突然裁判所からのお知らせが来て、平日に仕事休んで物件調査の立ち会いをさせられる。
2022年1月 競売＆開札 私が住んでいるマンションは、某不動産投資会社が落札。
まだ所有権の移行も何もしてないうちに、威圧的に立退を迫られる
2022年2月末 買受人が代金を支払って、元貸主は所有権を失うが、管理会社から一切連絡がない！このまま家賃払えってか！買受人のアドバイスで、2月分支払った後家賃引き落としこっちで止めてやったは
2022年3月始め、相変わらず管理会社から連絡なし。
敷金持ち逃げするってか！
2022年3月4日 管理会社宛に内容証明発射
2022年3月7日 家賃保証会社から、家賃支払いの督促が来る
2022年3月末 元大家相手に少額訴訟をおこす
2022年5月中旬 相手不在のまま少額訴訟終了（答弁書も出さず、出廷もしなかった）
2022年7月 元大家への財産開示請求を行う(←イマココ
)
１ヶ月半も待たされるのかよ
と思ったけれど、
仕事に追い回されている間に、あっという間に最初の少額裁判当日に。
裁判は午前中、午後から仕事だったので、裁判資料と仕事道具を用意していざ東京簡易裁判所へ
幸い我が家から裁判所へのアクセスは良かったので楽でした。
早めについて、裁判資料もう一回確認して、トイレを済ませ、法廷のあるフロアへ。
裁判所１階のロビーでも、法廷フロアでも、弁護士がウロウロ、電話で打ち合わせしている人もよく見かける。
自分の裁判が行われる部屋の前の掲示見てビックリ
10分刻みで、沢山の少額裁判が書かれている
10分？
そして、どの部屋もドア開けっぱなし、誰でも出入り自由。
誰でも傍聴OKらしい。
私の裁判に割り当てられて部屋では、１つ前の少額訴訟が行われていたので、参考に傍聴させてもらった。
部屋は、いわゆる「法廷」という感じではなく、入ってすぐのところが傍聴席、
柵を隔てて、部屋の中央にでかい丸テーブル。
その奥の方に裁判官1名、その脇（裁判官から見て左側）に書記官さん、
もう片側別の小さな机のところに、2名の補佐官。
原告、被告は丸テーブルの傍聴席側に座ることになっている。
裁判官から見て、右斜め前が原告、左斜め前が被告席。
さて、私の前に行われていた裁判は、同じく少額裁判で、
原告（男性）出廷、被告がいない。
裁判途中で入っちゃったので、事情がわからないが、
原告がなにやらバタバタしている。
被告には送達届いているよね？原告にも書類送ったけど…
え、受け取ってない？会社に届いて、まだ手元に来てなかった
原告「ちょっと会社に電話していいですか、届いているか聞いてみます
」
裁判官「ところで被告は（時計見る）来なさそうですね
」
原告、廊下で電話中。法廷内、微妙な空気が漂う。
どうも、裁判の日のまえギリギリの時期になんらかの追加証拠書類が双方に送られたらしい。
結局、その書類がないと審理ができないので、この裁判は後回しになった。
傍聴しながら、私はいつ被告の元大家が来るか、そわそわしていた。
手続きから逃げ回るチキン野郎のツラおがんでやりたいのと、
逆恨みで何かされるのを警戒して。
裁判所入るとき荷物検査はあるが、
マイボトルに劇薬入れて持ち込んでも、検査はすりぬけてしまう。
他の通常の持ち物だって、使い方次第では凶器になる。
裁判所フロアは、正直誰でも入れる。
結構怖かった。
しかし、被告は来なかった。
そしていよいよ私の裁判の番になった
To be continued...