今日の士郎は大忙し。
何しろ今まで凛にばかりかまけて、他の女子の好感度を上げることができないまま10話まで来てしまったのです。
せっかく「幕間」などというタイトルがついた自由な1日を手に入れたからには、ここで一気に日頃のコミュニケーション不足を補っておきたいところ。

楽しみで楽しみで、思わずいつもより1時間は早く起きてしまったに違いない士郎。
麗しのセイバー先生に手取り足取り鍛えて頂くとあっては、道場の掃除にも気合いが入ろうというものです。

「・・朝早いのね、あんた」

朝っぱらからネグリジェ姿を披露する凛。
いつもなら頬の1つも赤らめてしまう士郎ですが、今日は何とか踏みとどまりました。
ここで凛にかまっては、後のスケジュールに支障をきたします。
今日は凛以外の子と遊ぶことに決めているのです。

それともついでに、俺はお色気ネグリジェよりも萌え系orだぼだぼパジャマのがいい!
という意思表示まで済ませてしまったのでしょうか。
あなどれない男です。

そんな士郎のギャルゲ魂に萌える燃える瞳を見せつけられては、さすがの藤ねぇも退くしかありませんでした。
学校よりもギャルゲ展開の方がはるかに大切だ!
意志を貫き通した士郎です。

一方、本日のメインその1、セイバーは。
おそらくしっっっかり朝食を摂取した後、清々しい朝の日差しを浴びながら、道場できりっと士郎をお待ちかね。

対する士郎も。
「てっきり、鎧姿を想像してたもんでな」

一応やる気を見せておきます。
どう考えても鎧(防具)が必要なのは士郎の方でしょうが、言われてみれば、剣の稽古にスカートは合わないかもしれません。

礼儀を失してしまったΣ( ゚Д゚)
とばかりに、急いで着替えに戻ろうとするセイバー。
がしかし、ここで無骨な鎧など装着されては士郎の楽しみが半減してしまいます。
余計なことを言ってしまった。前言撤回しなければ!

「そもそも女の子はそういう服の方が似合うんだし。
 俺もどっちかって言うと・・w」


慌ててなんとか言いくるめましたが、ついつい声に下心がにじんでしまった士郎です。
気持ちはわかるが、鼻の下鼻の下!!(;´Д`)/
それにへっぽこ君の「女の子」発言もそろそろ鼻につきはじめました(いまさら?)

「間違いなく骨折れてると思うんだけど・・(´Д`;)ネェ」

「単なる打ち身です(-_-)ソレガドーシタ」

なぜだろう・・ちょっとスッキリw
がんがんバシバシ鍛えてやって下さい、セイバー先生♪d(´∀`)

生来の負けず嫌いが、うまく稽古への熱に転じた士郎。
これには先生も少なからず満足したようで、笑顔と共にお褒めの言葉をもらえました。
アーチャーといい、サーヴァントってみんなアメとムチの使い分けがお上手?

さらに。
剣を交えて心の距離が近くなったのか、聖杯を求める理由も少しだけ明かしてもらえたりして。
それは「生前に果たせなかった責任を果たすため」。
なにやら重い過去の匂いがぷーーん・・

と、そこへ腹の虫がw
残念。どうやらセイバーの時間はここで終わりのようです。
少しうち解けられたことが嬉しくて、足取りも軽く町へ買い出しに行く士郎。
もちろんセイバーへのおみやげも忘れません。
がしかし。

「生きてたんだね、お兄ちゃん(^^」

本日のメインその2。
前回会った時とはあまりにも違う、穏やかで明るいイリヤの登場に、ご飯を士郎を待つセイバーのことが一気に頭から吹っ飛んでしまいました。
日の光の下で笑うイリヤは、本当に子供らしい子供に見えます。
にもかかわらず。

「マスター同士仲良くできるか!」

おや?
普段の士郎からは考えられない態度と言葉。

さすがに自分を殺しかけた相手には警戒心を抱くのか。
あまりがっついた様子を見せない方が、相手に警戒心を持たれないと思ったのか。
この手の子は、こういう接し方をした方が一層寄ってくるだろうと、とっさに判断したのか。
・・さて、真相はどれでしょう?

とにもかくにも公園でお話しすることとなったマスター2人。
バーサーカーを置いてきたイリヤは、あくまでも普通の子供のように無邪気です。
いや、殺そうとした時も無邪気でしたか(汗)

寒い国のお城で生まれたけれど寒さは苦手というイリヤ。
しっかり士郎と暖めあいながら、さくさく自分の情報開示。

魔術は教わらなかった。魔術刻印も受け継がなかった。

って、なんだか重要事項のような気もしますが。
無敵だから何を知られても大丈夫ということでしょうかね?
細かなことにはこだわらないイリヤです。

まぁ士郎も士郎で、しっかり魔術刻印がない半人前だとカミングアウトしたのでおあいこ・・
てか、そんなこと聞かなくても、へっぽこ加減はすぐわかるから同じこと?(汗)

ともに魔術刻印のないもの同士、仲良くセイバーのたい焼きをほおばって、楽しいひとときを過ごす2人。
しかし無邪気な時間はここまでです。

「ママぁ・・どこ?」

とばかりに、うめき声で主張するバーサーカーのお目覚めと共に、イリヤタソ退場。
そして一気に現実に引き戻された士郎は、腹ぺこセイバーを放置していたことをようやく思い出したのでした。
ああ、せっかくの好感度が(;´Д`)スコシ ダウン?

あっさり凛からアッパーをくらった慎二はスルーして・・w

ギャルゲの神様に導かれるように風呂場へ向かう士郎。
そうして当然見るべきものを見てしまいました(*´▽`)
恥ずかしがるでもなく殴るでもなく、自分がサーヴァントであることを認識して欲しい様子のセイバーですが・・
赤面士郎は脱兎のごとく逃亡。
聞いちゃいません(^^;

剣術の次は魔術の訓練。
今日のタイトルは「士郎の長い一日」だったか?と思うほどつめこみます。
ギュウギュウにつめこみます。
赤い宝石もつめこみます。いや、飲み込みます。
下手すると窒息しそうな大きさでしたが、士郎はどうにか無事でした。
てか、バッドトリップ?

「魔術回路を開かれたか」

゚+。:.゚アーチャーーーーッ(*つ▽`)/゚.:。+゚

なんだかんだ言いつつ助言してくれる、世話焼きモードで登場です。
でも士郎には例によって皮肉しか理解できなかったもよう。
アーチャーの言葉って、核心を「皮肉」というオブラートで包んであるから・・(^^;
そんなところもス・テ・キ♪

「私もどうかしているな。殺すべき相手に助言するなど・・」

想像通りではありますが。
早いよ、早すぎるよ、退場が!(つД`)
そして背中で語っているよ♪

でも、もうそろそろ活躍してくれますよね、きっと。
予告を見る限り、来週は無理っぽい気もするけれど_| ̄|○
次はいったいいつ会えるかな・・?

つーか。
士郎が油売ってたおかげで、結局剣の稽古は2時間で終了しちゃいましたけど、それでいいんです?
学校まで休んだのになぁ(汗)