鬼頭の問いに小滝が出した答え。
それは確かに正解だったはず。
しかし小滝はマスカレードから身を引くことに・・

役員に名を連ねたのは、ただ鬼頭に会うきっかけを作るためだったのか。
それとも、いったんは味方すると見せかけて民子を突き放すことにも、何か意味があったのか。

あまりに予想外の行動を取りすぎる民子。
小滝がたてた、鬼頭を陥れる計画をおじゃんにしてしまいかねない彼女を、少しおとなしくさせる必要があったんでしょうかね~。
今はまだ麻布の呪縛から逃れられては困るというか。

結局秘書の木崎光恵は小滝のスパイだったし。
民子はもちろん民子のまわりでうごめく人々の動向は、常に小滝にチェックされていたわけですね。
なんか黒いわ~、小滝♪(*´▽`)ス・テ・キ

唯一小滝の黒さを感じ取った鬼頭は、やはりさすがでしたが。
そんな鬼頭ですら女心はまだ読み切れないんですかね。
肌つやからなんでも見通してしまうはずの彼が、どうして米子の気持ちには気づかないんだろう。
いや、気づいていて、おもしろがってるだけなのかな?
子供のようなところがある人だから、このへんはちょっとつかめません。

鬼頭に拒まれ、あまつさえ黒谷との結婚をすすめられてしまった米子。
あの瞬間の絶望、嫉妬、怒りは想像を絶しますよ(;´Д`)
旦那様が私と?
なんて下手な希望を持ってしまったからよけいに・・

彼女とは対照的に、普通に照れてた黒谷が気の毒だわおかしいやらw
ビシビシこき使われても、米子のこと結構好きだったのねぇ。
死体の後始末とにんじんの買い出しを一緒くたに命じちゃう、あのいかれたセンスに惹かれるのかしら(^^;

でも、そういう人が本腰入れて復讐にかかるとかなり怖いですよね。
あれだけ大切にしていた旦那様に毒を盛るのももう平気。
もちろん致死量にならないよう気をつけただろうけれど。
そしてその罪は、彼女に代わってお食事係となった民子に・・
すべては米子の計画通り。
どうする民子?

今回の民子は災難続きで。
いよいよ転落がはじまったのかと少しドキッとしました。

紗和子先生には屈辱の土下座。
マスカレードの事業拡大はいったん水入り。
あげく、鬼頭毒殺未遂の濡れ衣。
そしてそのすべての発端となったのは、彼女がもっとも信頼していた小滝の仕打ちによるもの。

うわー。
さすがの民子もへこみそうですね。
でもきっとたくましく立ち向かっていくんでしょうね。
それが吉と出るか凶と出るかはともかく・・(;´Д`)

そしてこちらも転落人生をばく進しそうな刑事・久恒。
ガンだわ、金ないわ、交通課に左遷だわと、なかなか救いがありません。
民子に近づく時は、まわりに秦野の姿がないか確かめてからでないとね~(^^;
いまひとつ麻布の力を実感できていなかったのが、今回の久恒の敗因ですね。

しばらくは小滝の真意と、民子&久恒がどう転落をまぬがれるかに注目しながら見ていきたいと思います。
でもたぶん転落しそうなんですけどね・・(汗)