場所
地下鉄Northern Line のTotteridge & Whetstone駅から東に向かって徒歩4分。Ballards Laneにぶつかった正面にある古い建物。駅の周辺はやはり日本人家族の多く住むエリア。でもBallardsLanewoこえた東側にはほとんど日本人がいなくなります。パブの周辺にはイタリアンレストランが多く、土日のお昼時間から夕方にかけては家族連れがうろうろします。このパブが今の形になったのは1928年でもパブの半分は15世紀後半のものだそうです。
中
古い感じがして良いパブです。でも暖炉がつぶされていたりするのはもったいないですね。ビアガーデン(裏庭)へ向かって行くと喫煙者用のブースがあったり、大きなプロジェクターでスポーツ中継を流しているハンドメイドっぽい小屋の半分があったり、ビアガーデンが混んできたときに使える小さなバーがあります。そこを越えると広い庭にテーブルがたくさん並んでいます。ここは建物の中よりも外(ビアガーデン)に人気があります。平日はスポーツパブ(フットボール、テニス、ラグビー、クリケットなど)で日曜は子供連れの家族が来たりと曜日によってパブの性格が変わります。
スタッフ
スポーツパブですから来るお客さんは男性が多いのは簡単に想像がつくでしょう。そのためスタッフも若い女性が多く、東ヨーロッパからの20代くらいのきれいなお姉さんたちが働いています。彼女たちにとってはただのバイトのようなものでしょうからもちろんレベルの高いサービスは受けられません。普通、食洗器から出したばかりの熱いグラスに冷たいビールを注ぎます??これはまずどれだけ何も考えないで仕事をしてるかってことと、彼女たちを見ているスーパーバイザーだったり、マネージャーがしっかりしていないと言うことです。
客層、環境
長く続いているパブだけあって幅広い年齢層です。近所に住みオフィスワークなどをしている人たちが多いのではないでしょうか。この辺りはどちらかと言うとフラット(集合住宅)よりも家が多いところなので、ある程度の収入がある人たちが子供の頃から通い続け、結婚し子供ができて日曜日辺りに家族で食事+のみに来る、そんな循環が見られます。私が今回知り合った人もここの常連さんで子供の頃から通い続けているとのことでした。
きれいさ
このパブに何度か来ましたが、必ずビアガーデン(裏庭)で飲んでいるため室内のきれいさはわかりません。外はそうですね、、外にあるテーブルを拭き掃除しているのは見たことがありません。まあ、イギリスの何処のパブでもビアガーデンのテーブルはこんなもんでしょう。(テーブルのペイントが剥がれ、食べ物やこぼれたビールでべたべたしてる)
トイレ
特にきれいでもなく汚くも無く普通です。
飲み物
ギネスはエクストラコールドしかありません。普通のギネスと比べるとコクが無い?味が薄い?冷たくて本来あるべきの酸味とかコクとがわかりません。おいしかったのはストロングボー のクラウディーサイダー。サイダーとはりんごから作った炭酸入りのお酒ですが一般的にその辺のビールよりもアルコール度が高く、物によっては9%くらいですからアル中の人などにも人気の飲み物です。クラウディーというくらいですから濁っています。そして結構甘めです。イメージ的にはホームメイドサイダー。甘めが好きな人はぜひ試してみてください。でも決してストロングボーのオリジナルではありませんから注意してください。これは酸っぱいです。私は飲みません、、いや飲めません。料金はやはり高めです。ロンドンの中心部と同等の料金設定です。2パイントで約9ポンド。ちなみにサイダーの飲み方はパイントグラスに氷をたくさん入れてそこにサイダーをついで行く感じです。テレビのコマーシャルのせいか数年前からこんな飲み方が主流です。注文の際にはPint of ciderそうすると Ice との質問がありますからYes pleaseなどと言えばよいでしょう。
総合
良いです。フットボール好き、ラグビーファンだったら楽しいパブだと思います。何と言ってもこのパブは広いビアガーデン。のみに行くのだったら暖かく、あるいは暑い日にビアガーデンで友達と飲むのがお勧めです。一般住宅とも隣り合っているので外にはテレビ、音楽がないので大声を出すことなく話gあできます。地下鉄の駅からも近いし、飲み終わった後に食べるところもあるし、ウエイトローズ(スーパー)もあるし。先にも書きましたが残念なのはスタッフのレベル。若い女の子を使って男性客を集めるってわかるんですが、、、