出雲国譲りの旅 其ノ肆
出雲国譲りの旅、最後は番外編。
出雲市と岡山を結ぶ「特急やくも」です。
この381系は国鉄時代に作られた車両。
振子装置によりカーブを高速で走行します。
現在は「やくも」のみ定期運行していて、
今年の6月で定期運行から引退します。
引退する直前に出雲まで来ましたので、
直に見ておきたいと思っていました。
リバイバル塗装された国鉄色もあり、
出来ればそちらを見たかったのですが、
381系を直に見れただけで良しとします。
島根のローカル鉄道・一畑電車です。
電鉄出雲市から松江しんじ湖温泉、
川跡から出雲大社前までの2路線があり、
創業から100年以上の歴史があります。
デハニ50系は現在も走行できる車両で、
映画「RAILWAYS」にも登場しました。
出雲大社前の駅舎はレトロな雰囲気が最高。
古代出雲歴史博物館にも展示物があり、
地元に愛されている一畑電車。
それが凄く伝わって来ました。
天気が良かったので琵琶湖、富士山など、
窓から景色がとても良く見えました。
↑の琵琶湖上空を飛行中の写真ですが、
赤丸が安土城跡、緑丸が彦根城、
青丸が長浜城がある場所です。
航空写真の場所当てクイズのように、
機内で暇だったので楽しんでいました(笑)
無事に羽田空港へ到着しました。
久々となる飛行機での移動でしたが、
CAさんへ「お世話になりました」と告げ、
空港のロビーへと向かいました。
移動の鉄道やバスでもそうなのですが、
自分の命を預けている訳ですから、
お客だからお金を払っているからと思わず、
無事に送り届けて頂いた折りには、
駅員さんや乗務員さんと接する際、
「お世話になりました」
「ありがとうございました」
これは出来るだけ伝えるようにしています。
今回の旅で唯一の心残りとなったのは、
スサノオラーメンが食べられなかった事。
三種の神器の剣が具材になっていて、
出雲では有名なラーメンらしいです。
またいつか出雲へ行く機会があれば、
その時は必ず食べたいと思います。
という事で出雲国譲りの旅は終了です。
念願の出雲大社を参拝する事が出来て、
食も絶景も楽しめて充実の旅となりました。