ビール系飲料の7月と8月の出荷量は過去最低を記録し、大手各社の業績にも影響を及ぼしかねない打撃を与えている。
ビール系飲料の販売低迷が長引くなか、大手各社が「懐かしのビール」の復刻版を相次いで売り出す。苦みなど昔ながらの味わいを再現。かつてのビール党を再び市場に呼び込み、若者には本来のうまさを知ってもらうねらい。数量限定の話題性も加え、ビール復権の足がかりとしたい考え。
キリンビールは明治・大正時代の味を再現した「キリン復刻ラガー」を11月25日に発売する。06年以降、3回目の登場。右が大正、左が明治。
サッポロビールは5月の復刻版「サッポロ焙煎(ばいせん)生ビール」(92年発売開始)に続き、11月には昭和30~40年代に売っていた銘柄を限定復活させる。また、昨年に続きこの夏も創業ブランド「サッポロラガービール」の缶をコンビニで販売。人気で、今月9日からはスーパーや酒販店でも売り出している。
アサヒビールが29日に発売するのは、1958年に日本初の缶ビールとして登場した「アサヒゴールド」の復刻版。味や缶のデザインは当時とほとんど同じで、同社では初の復刻版ビールとなる。
いやぁ、ホントにビール売れてくれないと商売あがったりなんですけど・・・(TдT)ノ~~~