内部監査員の力量
内部監査員の力量については、審査でもよく話題にあがる。
内部監査は、組織の自浄作用を促すことやコンプライアンス、組織事情に
通じているからより有効な監査ができるといった期待があり、
活用しようというわけである。しかし、なかなか力量が追いつかない
のが実際である。
力量が追いつかない主な理由は
*規格の解釈ができていない
*指摘が表面的である
*内部監査員の中立性があいまいである
⇒被監査側の役職が上だと指摘しにくい
人間関係を壊すおそれがある
これらの結果として有効な内部監査になっていないことが
多々見られる
アドバイスとしては
内部監査は、規格にも書いてあるように重要性を見極めて
プランニングできていれば、テーマや問題意識も明確なので
成功裡に終えることができるのではないか。
広く浅くやるよりは余程 効果的である
力量については、プロセスアプローチに
チャレンジしてみることである
条項審査ではいつまでたっても力量はあがらない
プロセスアプローチの教育はどうすればよいかと
いうと「タートル図」をつくることである
それを監査計画書とセットで用意して臨めばよい
それと、内部監査の結果の良し悪しをレビューする
ことである どうすれば有効な内部監査ができるか
反省会?(レビュー会議)を開いてはいかがだろうか
単に内部監査報告書と是正処置ができれば
終わりとするのではなく、内部監査プロセスの
PDCAを回すようにすることである
ただ、内部監査に苦言を呈しているようだが
最近の審査の場面では、各社の努力の成果も
あって大分 力量があがってきている感じを
もっている
最後に
内部監査のアウトプットはマネジメントレビューの
インプットになるが、マネジメントレビューでは
内部監査の結果をもとに
システムの有効性を議論するほどの十分な
情報提供がされているとはいえない
内部監査プロセスの「顧客」はトップマネジメント
であることを理解して欲しい
(内部監査員は経営的視点で内部監査を行うことが
大事である!)